[19日 ロイター] – 米下院中国特別委員会のマイク・ギャラガー委員長(共和党)は、米半導体工業会(SIA)と会談し、中国の半導体産業に対する米国からの投資などに関する懸念を表明する意向だ。事情に詳しい関係者が明らかにした。
会談は当初19日に予定されていたが調整がつかずに延期され、新たな日程はまだ決まっていない。
関係者の話では、ギャラガー氏はこの会談で、昨年10月に制定された米国の人工知能(AI)向け先端半導体の対中輸出規制措置について、最新ではない同半導体にも適用するべきだとの考えを伝える方針。また半導体製造装置の対中輸出数量削減に関しても話し合いたいという。
さらにギャラガー氏は、中国が自動車や洗濯機などに使う汎用半導体の生産能力増強に取り組んでいることを巡り、将来的に米国市場にこれらの安価な販売攻勢が仕掛けられ、国内メーカーが駆逐されかねないとの懸念を伝える見込みだ。
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