[ヘルシンキ 24日 ロイター] – フィンランド捜査当局は24日、今月初めに北欧フィンランドとエストニア間のガス輸送に使うバルト海の海底パイプラインなどに損傷が見つかった問題で、船舶のいかりが損傷の原因とみられると明らかにした。事故によるものか、もしくは故意かの判断は時期尚早としている。
捜査当局は、パイプラインの損傷箇所付近の海底からいかりを回収した。いかりが中国のコンテナ船のものであるかどうかを調べているという。
海底にはパイプラインが破損した地点まで海底には何かを引きずった跡があった。
捜査当局は20日、損傷が発生した時点でパイプライン付近を航行していた中国籍のコンテナ船を重点的に調査していると説明していた。
この日、この船舶のいかりが一つ欠けていることを確認したと説明。回収した物と同一かどうか調べるため、このコンテナ船に確認しようとしているが連絡が取れていないという。
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