[キーウ(キエフ) 25日 ロイター] – ウクライナのゼレンスキー大統領は25日、西部フメリニツキー州で同日未明にロシア軍が行ったドローン(無人機)攻撃は原子力発電所を狙った可能性が高いとの見方を示した。
この攻撃により原発敷地内の窓が衝撃で破損したほか、周辺住民20人が負傷した。
国際原子力機関(IAEA)によると、原発の運転や送電網への接続に影響は出ていない。
ゼレンスキー氏はロシアに対する制裁強化の必要性を改めて示すものだと述べた。
ウクライナ軍はロシアの無人機11機を全て破壊したとしており、内相によると、被害は爆風と破片の落下によって生じた。エネルギー省は原発の管理棟などの窓が破損したほか、送電線も損傷し、周辺地域で停電が発生したとしている。
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