[ガザ/エルサレム 2日 ロイター] – イスラエル軍は2日、イスラム組織ハマスが実効支配するパレスチナ自治区ガザ北部にある主要都市ガザ市を包囲したと発表した。一方、ハマスは地下トンネルから一撃離脱攻撃を行っている。
イスラエルのネタニヤフ首相は声明で「われわれの戦闘は絶頂にある。印象的な成功を収め、ガザ市郊外を通過した。前進している」と述べた。詳細は明らかにしなかった。
ガザで激しい爆発が起こる中、イスラエル軍のハガリ報道官は「ハマスのテロ組織の中心地であるガザ市の包囲を完了した」と記者団に語った。
軍高官によると、部隊は仕掛けられた地雷などに遭遇しているという。
ハマス軍事部門の広報官アブ・ウバイダ氏は2日のテレビ演説で、ガザでのイスラエル側の死者数は軍の発表よりもはるかに多いと述べた。
イスラエルは先月27日に地上作戦を拡大して以降、18人の兵士を失った一方、武装勢力の数十人を殺害したと発表している。
ハマスとイスラム聖戦の映像では両組織の戦闘員がトンネルから出て戦車に発砲し、退避する様子が確認できる。
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