最高レベルの吹雪「赤色警報」が出されている中国東北部の黒竜江省では、積雪による建物の屋根崩落事故が相次いでいる。
3人が死亡したジャムス市(佳木斯市)のスポーツクラブの体育館の屋根崩壊事故の翌日(7日)、同じ黒竜江省の七台河市でも、葬儀屋の屋根が「雪の重さ」で崩落したことがわかった。また七台河市では、すでに凍死者も出ているという。
黒竜江省では、大雪の影響で一部の学校が休校になった。また、同省内の高速道路は一時閉鎖され、航空便の欠航が相次いだ。
現在のところ、黒竜江省内の一部地域では積雪の深さは40cmを超えている。日本の秋田県や新潟県などの豪雪地帯に比べれば、積雪の深さとして40cmはさほどでもないが、中国の雪は日本ほどは積もらないため、やはり大雪と見なされる。
いっぽう、相次ぐ屋根崩落事故をきっかけに、ネット上では「積雪くらいで、屋根が抜け落ちるものなのか?」とする熱い議論が交わされている。
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