[ワシントン 7日 ロイター] – 米司法省がバイデン大統領の次男、ハンター・バイデン氏を新たに起訴した、とCNNが7日、関係者の話を基に報じた。
これによると、裁判資料がまだ公表されていないため起訴内容は不明だという。
NBCは関係者の話として、起訴が税務に関連するようだと報じた。
捜査を担当するワイス特別検察官の報道官とハンター氏の弁護士はコメントの求めに応じていない。
ハンター氏は、銃購入時に薬物使用について虚偽申告したとして起訴され、10月に無罪を主張していた。現職大統領の子息の起訴は史上初めて。
ハンター氏は検察当局と司法取引でいったん合意したが、裁判所が認めなかったため、ワイス氏が起訴に踏み切った。同氏は税法違反でも起訴できるか判断するために捜査を進めている。
CNNは先月、ワイス氏がハンター氏のビジネス取引に関する捜査の一環として、複数の関係者に資料提出や、場合によっては証言を求めるためにロサンゼルスで大陪審を招集したと報じていた。
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