上川大臣と駐日ドイツ大使 日・独物品役務相互提供協定に署名 

2024/01/29 更新: 2024/01/29

1月29日、上川陽子外務大臣とフォン・ゲッツェ駐日ドイツ連邦共和国特命全権大使は、「日本国の自衛隊とドイツ連邦共和国の軍隊との間における物品又は役務の相互の提供に関する日本国政府とドイツ連邦共和国政府との間の協定」(日・独物品役務相互提供協定、日独ACSA)に署名した。

日独ACSAは、日本の自衛隊とドイツ軍との間において、物品・役務を相互に提供する際の決済手続等の枠組みを定める協定である。

これにより、自衛隊とドイツ軍が物品・役務の相互提供を一層円滑に実施できるため、両者の緊密な連携が促進される。協定は、自衛隊とドイツ軍との間の緊密な協力を促進するとともに、国際社会の平和と安全に積極的に寄与すると期待される。

自衛隊は同協定によって、防衛協力を更に進展させ、自由で開かれたインド太平洋の実現に取り組んでいくと表明した。

清川茜
エポックタイムズ記者。経済、金融と社会問題について執筆している。大学では日本語と経営学を専攻。
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