中国、「原因不明の突然死」や「睡眠中の死亡」急増中

2024/05/08 更新: 2024/05/08

労働節(メーデー)に伴う大型連休も終わった中国各地の病院で「大混雑」の現象がみられる。NTD新唐人テレビは各地市民に取材をした結果、「原因不明の突然死や睡眠中の死亡が頻発している」ことがわかった。

慢性的な持病のためよく病院に通っているという吉林省吉林市に住む王さんによると、「地元の病院はいつも大混雑しているよ。咳や発熱、白い肺になる人が本当に多い」

「そして歩いている時、また寝ている間に突然死する若者も少なくない。当局は感染症に関しては何も言わないが、みんな心の内では知っている、だからみんな自発的にマスクを付けている」という。

このごろ、大混雑する中国の病院の様子(NTD新唐人テレビの報道番組より)

近頃の中国の各大手SNSには「知り合いが原因不明の突然死を遂げた」、「街中で急死する人を目撃した」といった投稿が数多く寄せられている。なかには、遺伝的な病気や持病はなく、健康診断でも何の問題もなかった若者がある日、原因不明な突然死を遂げるケースが少なくない。

近頃の中国の各大手SNSに投稿された「突然死する人たち」(NTD新唐人テレビの報道番組より)

 

巷では「中共ウイルス(新型コロナ)による感染で死亡したのか」あるいは「(中)国産ワクチンの後遺症による死亡ではないか」と噂しており、そう信じる市民も多い。

吉林省に住む王さんは、「人々はみんな気づいている。中共(中国共産党)当局は感染症に関する情報を封鎖しているため、本当のことを話せば、有罪になることを恐れて、みんな沈黙しているだけだ」

「公園や団地などでそのような敏感な話題について話すと、警察に連行されてしまう。だから、みんな何かを話す時は、とても慎重になっているのだ」とNTDに語った。

このごろ、大混雑する中国の病院の様子(NTD新唐人テレビの報道番組より)

 

 

李凌
エポックタイムズ記者。主に中国関連報道を担当。大学では経済学を専攻。カウンセラー育成学校で心理カウンセリングも学んだ。中国の真実の姿を伝えます!
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