5月6日、米国ホワイトハウスは、ロシアによる法輪功学習者の逮捕に対して、再び声を上げ、中共とロシアの関係強化に懸念を表明した。
中国での法輪功学習者に対する迫害は、生きたままの臓器収奪を含めてすでに有名だが、先週、ロシア警察が突然4名の法輪功学習者を逮捕した。その中の46歳のナタリア・ミネンコワさんが2か月間の拘留を受けたと判明した。
6日、ホワイトハウスはこの事件に関して改めて懸念を示した。
ホワイトハウスの国家安全保障担当報道官ジョン・カービー氏は記者会見で、中共とロシアの関係の緊密化について、懸念を表明した。
ジョン・カービー報道官:「中国とロシアの関係が、密接になっていることを目の当たりにし、私たちはこれに懸念を抱いています」
また、米国連邦議会の上院議員であるマルコ・ルビオ氏がこの問題について言及し、「長い間、北京とモスクワは、宗教の自由を踏みにじり、自分たちの信念に従って生きようとする人々に対して、積極的に攻撃してきました。クレムリンが法輪功の修煉者に対する迫害を続けている今、国際社会はこれらの行為を、厳しく非難する必要があります」と述べている。
国家安全保障顧問のジェイク・サリバン氏も先週末、この問題に触れ、ロシアの行動が、言論の自由と宗教の自由を抑圧していると指摘した。「ロシアは経済や技術など多くの分野で中国にますます依存しています。これは、他の選択肢がなくなった状況で、特に顕著です」
さらに、ホワイトハウスの国家安全保障会議は先週、新唐人テレビに対し、米国は中国だけでなく、ロシアにおける法輪功への迫害にも反対していることを明言した。
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