中国広西省、記録破りの大雨で、団地を囲むフェンスを叩き壊す住民

2024/05/20 更新: 2024/05/20

今月19日、一部地域で過去最高の降水量を記録した中国広西チワン族自治区の首府である南寧市では、都市内排水不全により、深刻な氾濫が発生した。

当日、市内各地では交通規制が敷かれ、一部地区では水深は自動車の屋根まで到達するほどだ。一部団地では、水位を少しでも下げようとしてハンマーで団地を囲むフェンスを叩き壊す住民まで現れている。

ハンマーを使って団地を囲むフェンスを叩き壊して排水しようとする住民。2024年5月19日、中国広西省南寧市(中国のネットより)

今月8~9日にかけての24時間に及んだ集中豪雨の時も、南寧市内では多くの地域が浸水した。マンホールからは水が噴出し、電動バイクが流され、車が水面に浮かぶという深刻な状況に陥った。

氾濫などの水害が頻発するこの事態に、「水害は単なる自然災害ではなく、市内の排水設備の不備と、それに関連する工事の不正行為が原因だ」と指摘する住民の声が高まっている。

深刻な内水氾濫が発生した南寧市内の様子。2024年5月19日、中国広西省南寧市(中国のネットより)

 

(深刻な都市内排水不全により、深刻な氾濫が発生した。発生した南寧市内の様子。2024年5月19日、中国広西省南寧市)

李凌
エポックタイムズ記者。主に中国関連報道を担当。大学では経済学を専攻。カウンセラー育成学校で心理カウンセリングも学んだ。中国の真実の姿を伝えます!
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