中国 助手席の販売員も「ビックリ!」 大衆は「またか!」

中共支援BYDのEVが自動運転システム中、前の車に衝突 

2024/07/07 更新: 2024/07/07

中国が国を挙げて支援する自動車メーカー大手BYD(比亜迪)のEVの安全性に関わる問題がこれまでになく明らかになっている。

ショールーム展示中や運送中に「自然発火」、車内で漏電といった安全性に関わる事故が頻発するなか、販売員の指導の下で起動された「スマート運転支援システム」中に、前の車に追突する事故が起きたことがわかった。

その一部始終を撮影した動画が2日、SNSに投稿された。関連動画を見たネットユーザーのなかには、ただでさえ良くない噂が絶えず、不安だらけのBYD車の「安全性」に、衝撃を受けている者も少なくない。

動画のなかで、BYDの販売員は助手席に、試乗客の男性は運転席に座っていた。そこで、車の「スマート運転支援システム」をオンにした販売員は男性に対し、「ハンドルから手を離してブレーキも踏まなくていい」「前方に障害物が現れた時には車は自動で停止するから」と説明した。

すると、どうなったのか。

ちょうど、前方に障害物の「白い車」が走っていた。試乗客は不安げに「あの白い車にぶつからないだろうな」と確認する。すると、販売員は「大丈夫だ、安心して、あなたは何もしなくていい」と自信満々の様子。

目の前の白い車がだんだん近づいてくるのを見てものすごく不安になった試乗客は再度、「本当にいいのか?このままではぶつかるぞ!」と念押しする。それでも販売員は「動かなくていい」と答える。

その直後、BYD車は減速することなく、そのまま前の車に「ぶつかった」。衝突の瞬間、これまで「自信満々だった」販売員は両手で頭を抱えていた。別の意味でもショックだったのだろうか。

衝突後、「(車が)自動でブレーキがかかると言ってたじゃないか」と客に問い詰められた販売員は、先ほどの自信満々の様子と打って変わって、返す言葉も無かったという。

(「スマート運転システム」起動中に前の車に衝突したBYD車)

 

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李凌
エポックタイムズ記者。主に中国関連報道を担当。大学では経済学を専攻。カウンセラー育成学校で心理カウンセリングも学んだ。中国の真実の姿を伝えます!
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