上海市中心部を環状に結ぶ高速道路(内環高架路)の路面のアスファルトが連日の高温で、ついに変形したことがわかった。
同高速道路は交通量は極めて多く、「四平路」出口付近などの路面が盛り上がった箇所を通る車両は、そこを越えるたびに上下に揺れるなどして減速を余儀なくされるため、渋滞まで発生した。
道路変形の事態をめぐり、上海市当局の職員は中国メディアに対し、「連日の高温のせいで鉄筋が熱で変形して膨張したためだ」と説明している。
路面の盛り上がりが確認できた箇所は全部で4か所だという。
このごろ、上海では連日のように「危険な暑さ」が続いている。4日正午12時の上海の一部気象観測所では39℃以上が観測されている。
(路面のアスファルトが盛り上がった上海の高速道路、2024年7月7日撮影)
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