サトウのご飯値上げ コメ高騰受け

2024/09/02 更新: 2024/09/02

サトウ食品株式会社は、2024年12月2日出荷分より、パックごはん全商品の価格改定を実施すると発表した。値上げ幅は11~14%。原料の急激な価格高騰および、資材費・人件費・物流費の上昇により、自社の企業努力だけで吸収しがたいという。

新潟産コシヒカリ200gの希望小売価格は189円(税別)から211円(税別)、3食パックは558円(税別)から630円(税別)、5食パックは924円(税別)から1043円(税別)に上げる

この前、東洋水産は7月30日、パックご飯55品を11月1日出荷分から値上げすると発表した。サトウ食品のような業界リーダーの動きは、他のメーカーにとって大きな指標となり、価格改定の波が広がる可能性が高い。

清川茜
エポックタイムズ記者。経済、金融と社会問題について執筆している。大学では日本語と経営学を専攻。
関連特集: 日本経済