社会問題 理不尽すぎる「末世の中国」

「給料をくれ」 土下座して懇願する中国の建築労働者

2024/09/22 更新: 2024/09/22

中国山東省済南市商河県で19日、建築労働者の男性が、給料の支払いを求めて土下座をし、懇願した。

この労働者が働いた建築プロジェクトの名は「国投玖和府」、男性は「給料が欲しい」と声高に叫んだ。

 

現場の様子 (NTD新唐人テレビより)

 

経済が悪化している中国では労働者への給料の支払いを出し渋る、あるいは資金が底を尽いたために払えないケースが各地で頻発しており、華人圏のSNSでは「給料の支払いを求めて抗議する労働者たち」の投稿があふれている。

なかには、「給料を払ってくれ。さもなければ飛び降りる」と言って、労働者たちがビルの屋上に座り込む光景ももはや珍しいものではなくなった。

しかし、だからといって彼らは、本当に死にたくて屋上にいるのではない。きちんと働いた分の給料をもらって、親や家族を養い、最低限の生活をしたいだけだ。しかし、もらう権利があるはずの給料が、すでに何か月も支給されていないのである。

横断幕を掲げて、給料の支払いを求める農民労働者 (中国のSNSよりスクリーンショット)

 

李凌
中国出身で、日本に帰化したエポックタイムズ記者。中国関連報道を担当。大学で経済学を専攻し、中国社会・経済・人権問題を中心に取材・執筆を行う。真実と伝統を大切に、中国の真実の姿を、ありのままに、わかりやすく伝えます!
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