中国 製品の設計上の問題?

恐怖の中国産「スマートロック」 手挟まれてケガする人続出

2024/10/25 更新: 2024/10/26

中国当局は「スマート化」を推し進めている。しかし、「スマート製品が突然動き出すからこまっちゃうよ」「故障が多いからね」といった批判的な声も多い。

最近では、中国産「スマートロック」に関する安全上の問題が、ネット上で話題になっている。

なんと、「手を挟まれてケガする」と訴える使用者が続出しているというのだ。「利用者の手を挟んだ」スマートロックのメーカーは1つだけではなく、共通の問題だそうだ。

 

「スマートロック」に手を挟まれた利用者による投稿(中国のネットより)

 

「スマートロックに手を挟まれた」の写真はSNSに数多く投稿されており、軽いケガでは皮膚が破けたり腫れたり、重傷の場合は流血あるいは骨折のケースもあるという。

「手を挟まれた!」とある利用者が苦情を申し出ると、「右手でドアを開け、左手でドアを閉める習慣を身につけるように」という回答がメーカー側から返ってきたという。「そのせいで、いまは自宅のドアを開け閉めするとき、すごく緊張する。どっちの手で開けて、どっちの手で閉めるのか、事前にリハーサルしなければならない。ボケーッとしてると、すぐに手を挟まれるから、すっごくストレス!」とその利用者は精神的にかなり追い詰められている様子。

 

「スマートロック」に手を挟まれた利用者による投稿(中国のネットより)

 

「手を挟まれる」話題を取り上げた中国メディアは、「手を挟まれるのは、ドアの取っ手とドアフレームが近すぎるといった製品の設計上の問題だ」としている。

手を挟まれるだけではない。「スマートロック」をめぐっては夜中に勝手に解除して「ドア開きっぱなし」のケースも実際に起きている。幸いにも、その夜はドロボーに入られずに済んだが、「怖すぎるよ」と「スマートロック」の利用者の女性は震えあがった。

 

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李凌
エポックタイムズ記者。主に中国関連報道を担当。大学では経済学を専攻。カウンセラー育成学校で心理カウンセリングも学んだ。中国の真実の姿を伝えます!
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