中国四川省成都市で計画されていた「火葬場建築計画」が地元住民による強い反発に遭っている。
住民たちが同計画に反対する理由は、火葬場の立地が住宅地からわずか数百メートルしか離れていないことや、市の主要な水源地に近かいためだ。火葬場の建築により市民の生活環境と健康に深刻な影響を受けることが間違いないからだ。
15日、数千人の市民が地元政府庁舎前に集結して大々的に抗議を行った。抗議現場には地元政府が呼びつけた大勢の警官もいたが、最終的には強大な民意のもと、政府側は計画中止を発表した。
しかし、現地住民によると、15日に計画中止の発表はあったのに、16日午前では、建築現場では依然として施工中だという。
住民は政府の誠意を疑問視しており、官民間の衝突はまだ止みそうもない。
(「火葬場建築計画」に反対するために現地政府前に集結して抗議を行う市民、2024年12月15日、中国四川省成都市)
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