昨年、4年ぶり8回目のワールドシリーズ制覇を果たしたドジャースは7日、ホワイトハウスを表敬訪問し、トランプ米大統領と面会した。

トランプ大統領は、大谷翔平選手について「満票でのナショナルリーグMVPに選出された」と紹介。トランプ氏が歩み寄り、大谷選手と笑顔で握手を交わした。

昨季のレギュラーシーズンで大リーグ史上初の「50本塁打、50盗塁」を達成したことをたたえ、「映画スターのようだ。将来有望だ」と称賛した。十数分のスピーチの中で2分間大谷選手について称賛し続けた。

山本由伸選手についても「素晴らしいアスリートだ」とたたえた。

クレイトン・カーショー投手が第47代大統領にちなんだ背番号47とトランプ氏の名前が入ったユニフォームを贈呈し、選手らはトランプ氏と記念撮影をした。

スカビノ大統領次席補佐官はX（旧ツイッター）に「関税戦争のさなか、ショウヘイが日米関係を救っている。アメージング！」と投稿した。

ドジャースのメンバーは、4月8日には議会議事堂を訪問する予定。ドジャースは7〜9日にワシントンを本拠地とするワシントン・ナショナルズとの3連戦があり、それに合わせた訪問だ。

アメリカでは、主要な大会で優勝したスポーツチームがホワイトハウスに招待され、大統領から祝福を受けるのが長年の慣例となっている。