激変する中国 村民が警察と激突し流血の惨事に

政府による土地強制収用に抗議 棍棒を手に立ち上がる中国の村民たち【動画あり】

2025/07/29 更新: 2025/07/29

7月24日、中国・広西チワン族自治区南寧市の華達村で、土地の強制収用に反対する村民と当局の武装警察が激しく衝突した。

 

棍棒で武装警察に立ち向かう村民たち(2025年7月24日、南寧市・映像より)

 

村民らは棍棒を手に必死に抵抗したが、警察側は盾や長棒、さらに消火器まで投入した。現場は修羅場と化し、頭部裂傷や背中の打撲などのけが人が続出し、血を流しながら病院へ運ばれる姿も確認された。

 

棍棒で武装警察に立ち向かう村民たち(2025年7月24日、南寧市・映像より)

 

発端は、当局が住民との協議もないまま風力発電施設の建設を進めようとしたことだったと、中国の人権問題に詳しいブロガー「昨天(@YesterdayBigcat)」らが伝えた。ある村民は「環境を守りたいだけなのに、なぜ殴られるのか」と怒りをにじませた。

中国各地で「開発」を名目とした強制収用と住民弾圧が相次ぎ、民意を押しつぶす暴力と利権の構造は「発展」という名のもとに繰り返されてきた。その一方で、押さえつけられた側の怒りは、静かに、しかし確実に積み上がっていたのだ。
 

棍棒で武装警察に立ち向かう村民たち(2025年7月24日、南寧市・映像より)

 

 

李凌
中国出身で、日本に帰化したエポックタイムズ記者。中国関連報道を担当。大学で経済学を専攻し、中国社会・経済・人権問題を中心に取材・執筆を行う。真実と伝統を大切に、中国の真実の姿を、ありのままに、わかりやすく伝えます!
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