トランプ米大統領は5日、2028年大統領選の共和党候補について記者団に問われ、バンス副大統領が「最も可能性が高い」と述べた。
トランプ大統領は5日、将来の大統領について「話すのは時期尚早だ」としつつ、バンス氏は「素晴らしい仕事をしている。現時点ではおそらく有力候補だろう」と評した。
また、バンス氏の次に有力候補と見られているマルコ・ルビオ国務長官についても言及し、「マルコも、おそらく何らかのかたちでバンス氏と組むことになる人物だと思う」と語った。
トランプ氏は、自身の進退についても語り、大統領選に出馬することは「おそらくない」と述べた。米憲法では、大統領の3選が禁じられている。
続けて「出馬したい。世論調査ではこれまでで最高の支持率を誇っている」「 国民が関税を気に入っているからだ」とも語った。
ルビオ国務長官も最近、バンス氏について2028年大統領選の「素晴らしい候補者」だと述べた。
ルビオ氏は、「バンス氏は副大統領として素晴らしい仕事をしている。親しい友人で、彼が出馬するつもりであることを願っている。まだ少し気が早いとは思いますが」と語った。
一方で、ルビオ氏自身も多くの人から有力な候補者として見られており、彼もその可能性を否定していません。
最近の世論調査によれば、バンス氏は2028年米大統領選で共和党の最有力候補と見られている。
米エマーソン大学が6月に実施した世論調査では、共和党大統領予備選候補者の中で、バンス氏が46%の支持率でトップに立ち、ルビオ氏の12%、フロリダ州知事ロン・デサンティス氏の9%を大きく上回っていることが分かった。
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