元香港行政長官の梁振英 フィンランドの法輪功学習者を脅迫

2025/08/20 更新: 2025/08/21

中国共産党の全国政治協商会議副主席であり、元香港行政長官の梁振英が、最近フィンランドで現地の法輪功学習者を脅迫した。その後、現地警察が事件に介入して法輪功学習者を保護すると表明した。

8月13日午後、梁振英を含む4人はフィンランド・ヘルシンキのシベリウス公園を散歩していたところ、法輪功学習者のグループを見かけた。そこで梁と梁の妻は中国共産党(中共)の常套手段を用い、法輪功学習者が金銭で買収されて功法を行い、署名を集めていると誣告した。さらに法輪功学習者が迫害されている事実を否認し、法輪功学習者を直接脅迫した。

元香港行政長官・梁振英
「あなたたちの名前があれば、帰国後すぐに調べられる。一人ひとり順番に調べられるのだ」

前北京弁護士・頼建平氏
「梁振英のこの態度は、まさに典型的な中共のやり方だ。平然と事実を否認し、法輪功への残酷な迫害という基本的な事実を公然と否定している。中共が法輪功を残酷に迫害してきたのは、天地も明らかに知るところであり、悪名高いものだ。」

頼建平氏は、「中国共産党による法輪功への迫害は、枚挙にいとまがないほどだ」と指摘し、「中共による法輪功への迫害は、一般的な無差別の弾圧から始まり、神韻芸術団に対する迫害にまで及んでいる。さらに中国国内での弾圧から国外での越境弾圧へと拡大している。被害者の範囲から見ても前例がなく、法輪功学習者の家族や、法輪功を弁護した弁護士までも中共による抑圧を受けている」と述べた。

梁振英は、中共が長年にわたり香港の法輪功学習者を秘密裏に監視し、審査を行っていることを認め、「法輪功は香港で長い間活動しているが、私たちはすべて調べ尽くした。あなたたちが香港でしていることは、すべて明るみに出ている」と発言した。

梁振英の妻である梁唐青儀は、法輪功学習者の写真を撮影し、いわゆる「証拠」を集めた。法輪功学習者が警察に通報した後、梁振英らはその場を離れた。警察が到着すると法輪功学習者を保護し、誰にも活動を妨害させないと述べた。

大紀元コラムニストの王赫氏
「梁振英は中共の香港における秘密党員と呼ばれている。しかも彼が行政長官であった期間、悪名高い組織である『青関会』という組織が正式に活動を開始し、法輪功に対する嫌がらせをしてきた。梁振英は香港で法輪功を禁じようとしたが、これまで一度も成功していない」

「法輪功迫害追跡調査国際組織」の調査によると、昨年から中共は新たな越境弾圧の行動を開始している。中共の政治協商会議は中共統戦部の一部であり、一部の評論家は梁振英がヨーロッパでの弾圧活動を担当しているのではないかと疑問を呈している。

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