高市早苗氏が小泉進次郎氏破り自民党第29代総裁に選出 

2025/10/04 更新: 2025/10/05

高市早苗氏が自民党第29代総裁に選出された。首相指名で選ばれれば第104代の内閣総理大臣に選出される可能性もでている。

10月4日に投開票が行われた自民党総裁選では、石破茂首相の後任を選ぶ形で5人が立候補した。第1回投票で高市氏が党員票で最多の119票を獲得してトップとなるも過半数には届かず、2位の小泉進次郎氏と決選投票に進んだ。

決選投票では、国会議員295票と党員票47票の計342票で争われ、高市氏が185票、小泉氏が156票を獲得し、接戦を制して第29代総裁に選出された。

高市氏は1993年に無所属で衆議院選挙に出馬して初当選。1996年に自民党に入党。2005年に一時離党したものの、2006年には当時の安倍晋三総理のもと、内閣府特命担当大臣として初入閣を果たした。その後、経済安全保障担当大臣を務め、他にも科学技術政策担当や総務大臣など内閣の要職を歴任した。政調会長自民党内でもサイバーセキュリティ、治安・テロ対策、経済安全保障などに強みがあり、政策通として知られている。

エポックタイムズの記者。東京を拠点に活動。政治、経済、社会を担当。他メディアが報道しない重要な情報を伝えます
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