10月30日、韓国・釜山の空軍基地でトランプ米大統領と中国共産党党首・習近平が6年ぶりに再会し、首脳会談を行った。
二人が握手を交わしたあと、習は「再会できてうれしい」と形式的な言葉をかけたが、目を合わせることは少なかった。
続いてトランプ氏が「彼は手ごわい交渉相手だ」と笑顔でジョークを飛ばし、軽く習の背中をポンと叩く。
だが習は微笑みもせず、うなずきもせず、ただ視線を泳がせるばかりだった。一瞬、通訳が訳し忘れたのかと思うほどの無反応だった。
その後もトランプ氏が笑顔で場を盛り上げる中、習近平はまるで「電源の入っていないアンドロイド」かのようだった。この温度差がそのまま映像に焼き付けられ「沈黙の王様、ついにフリーズ」と華人圏のSNSでは格好のネタ素材となった。
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さらに、現場では記者が中国語で台湾問題について質問したが、習は一切答えず。
明るく冗談を飛ばすトランプ氏と対照的に、習の無反応ぶりが話題となり「いつも隠し持っているセリフ帳どこへ行った!」とのツッコミが相次ぎ、動画は瞬く間に拡散した。
SNS上では「やっぱりセリフ帳を忘れたのか?」「プロンプターなしでは話せないの?」「家では威張っても、外ではおりこうな無口キャラ」と皮肉が飛び交い、コメント欄は笑いの渦に。
投稿数はわずか数時間で数十万件に達し、関連動画は各プラットフォームで再生回数が急上昇。6年ぶりの再会は、会談の内容よりも、まさかその「表情」がネタになるとは誰も予想しなかった。
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