イラン軍は崩壊寸前 国内の米企業18社への攻撃をほのめかす

2026/04/02 更新: 2026/04/02

イラン軍ではまたも高官が死亡した。当局は今朝、イラン軍であるジャムシード・エシャギ参謀本部顧問が、先日の空爆で死亡したことを確認した。一方でイラン側は依然として威嚇を続け、国内にあるアメリカ企業への攻撃を行う可能性を示唆している。ピート・ヘグセス米戦争部長は、今後数日がこの戦争の行方を左右する重要な局面になると強調した。

イランの イスラム革命防衛隊 の確認によると、ジャムシード・エシャギ軍参謀本部の予算・財務顧問がすでに殺害されたという。

アルジャジーラ の報道によれば、エシャギは2025年にアメリカから制裁を受けていた。彼は国際ネットワークの運営に関与し、イラン産原油を中国共産党側へ輸送することで利益を得て、その資金を地域のテロ組織支援に利用していたとされる。

また、ハマス海軍部隊のイブラヒム・ハレディ技術専門家も、ガザ地区で殺害された。彼は当時、イスラエル軍に対する海上攻撃を計画していたという。

これより前、イスラエル軍の発表によると、新たな空爆作戦でイラン国内の複数の目標に対し80発の爆弾が投下された。攻撃対象には、弾道ミサイル用エンジンの「重要部品」を製造する施設、弾道ミサイルエンジンの試験施設、防空システムの生産拠点などが含まれていた。

衝突開始からすでに1か月が経過し、イラン軍は事実上壊滅状態にあるとみられているが、降伏の兆しは見られていない。ロイター の報道によると、イラン革命防衛隊は4月1日から中東地域にある18社のアメリカ企業を標的に攻撃を行う可能性があると威嚇した。その中には Microsoft、Google、Apple、Intel、IBM、Tesla、Boeing などの企業が含まれている。

ヘグセス長官は次のように述べた。
「これからの数日間は決定的な意味を持つ。イランもそれをよく理解している。しかし軍事的には、彼らはほとんど何もできない状態だ」

ヘグセス長官は最近、中東に駐留するアメリカ軍部隊を極秘訪問した。彼によると、米軍の士気は非常に高く「任務の完遂」を望んでおり、さらに強力な爆弾や兵器を用いてイランを攻撃する意欲を示しているという。

ヘグセス長官はまた、次のように語った。

「もしイランが現在保有している核兵器関連の原料や野心を放棄し、透明性を保つのであれば、それが最も望ましい。これこそが我々の目標だ。我々は軍事的に不必要な行動を取りたいわけではない」

一方、ウォール・ストリート・ジャーナル の報道によると、アメリカはホルムズ海峡を完全に再開させないまま紛争を終結させる可能性もあるという。

報道によれば、ここ数日、ドナルド・トランプ 大統領と側近たちは、軍事行動で ホルムズ海峡 を開放する場合、当初想定していた「4〜6週間で紛争を終結させる」という時間枠を超えてしまう可能性があると判断している。

そのためアメリカの優先目標は、イラン海軍とミサイル戦力を弱体化させ、段階的に衝突を終結させることに置かれている。同時に外交的圧力を通じてテヘランに貿易航路の再開を促す方針だ。もしそれが失敗した場合、アメリカはヨーロッパ諸国や湾岸地域の同盟国に主導させ、海峡の再開を進める可能性がある。

最近、アメリカ国防総省 は中東地域へ追加の米軍部隊を派遣している。外部からはトランプ政権が地上作戦を検討しているのではないかとの憶測も広がっているが、ヘグセス長官は、米軍の決定を公表することはないと明言し、軍の「予測不可能性」を維持することが戦争に勝つうえで重要だと述べた。

ヘグセス長官は次のように語った。

「我々はいかなる選択肢も排除していない。相手に何をするか、あるいは何をしないかを明かしてしまえば、戦争には勝てない。今、敵は米軍が15通りの方法で地上部隊を投入する可能性を想定している。どう思うか? 実際、その通りなのだ」

また、ケイン将軍は、米軍がこれまでに1万1千以上の目標を攻撃したと明らかにした。さらに、初めて B-52 ストラトフォートレス 爆撃機をイラン上空に配備したことも発表した。

米軍は空中優勢を強化するとともに、イランが地域で影響力を投射する能力を徐々に削いでいる。現在、イランの防空システムとミサイル防衛網は深刻な打撃を受けているとされる。

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