停戦が成立した後も、アメリカは情勢が再び悪化した場合には速やかに対応する姿勢を崩していない。
アメリカ軍のダン・ケイン統合参謀本部議長は4月8日、イランが最終合意に応じなければ、アメリカ軍はいつでも対イラン作戦を再開できる態勢にあると表明した。
トランプ大統領は、イランとの和平協議を進めるため、ヴァンス副大統領をパキスタンに派遣すると表明した。協議では、テヘランに対し、ホルムズ海峡を直ちに開放するよう求める構えだという。ロイターは関係者の話として、アメリカはイスラエル側とも調整を進め、レバノン情勢を停戦の枠組みにどう位置づけるかも検討していると報じた。
ケイン議長は国防総省で記者団に対し、アメリカはイランが「恒久的な平和」を選ぶことを望んでいると述べた。一方で、今回の停戦はあくまで一時的なものであり、命令が下れば、米軍統合部隊は過去38日間と同じ速度と精度で、速やかに戦闘を再開すると強調した。
一方、停戦が成立したとはいえ、中東情勢はなお不安定なままだ。ロイターによると、イラン側はその後も攻撃を続けている。標的にはサウジアラビアの石油関連施設が含まれる。
サウジ側は、過去数時間にドローン9機を迎撃した。また、クウェート軍も8日朝からイランのドローンによる攻撃を迎撃していると発表した。
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