米イラン停戦をめぐり、各方面から情報が相次いでいる。トランプ米大統領は8日、著名メディア2社を名指しで虚偽報道と批判した。メディアで広く伝えられたイランの「10項目停戦計画」は偽物だと指摘した。同時に、ホワイトハウスはイランがホルムズ海峡の開放に同意したと明らかにしている。
トランプ氏は8日「ニューヨーク・タイムズなどのメディアは完全に捏造されたイランとの交渉における10項目計画を報じた。和平プロセスに関与する人物の信用を傷つけることが目的だ。この10項目計画は完全に捏造された虚偽である」と投稿した。
ニューヨーク・タイムズはこれに先立ち、10項目計画には米国が受け入れがたい条件が多数含まれていると報じていた。CNNは米国がこの計画の受け入れを余儀なくされたと伝えていた。
ホワイトハウスのキャロライン・レビット報道官は「イランが当初提示した10項目計画はまったく非現実的で完全に受け入れ不可能であり、すでに完全に破棄された。イラン政権は交渉チームに対し現実を認めざるを得なかった」と述べた。
一方、複数のメディアによると、イランは再びホルムズ海峡を閉鎖し、機雷の危険があるとして代替航路の選択を求めたという。これに対しホワイトハウスは、イランが海峡の完全開放に同意したと明らかにした。
レビット報道官は「海峡は直ちに開放される見通しだ。先ほども述べた通り、海峡の交通量は増加している。われわれはさらなる事態の推移を注視している」と述べた。
今週土曜日の午前、バンス副大統領、トランプ特使ウィトコフ氏、トランプ大統領の娘婿クシュナー氏の一行がパキスタンでイランとの停戦後初の交渉に臨む。
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