イスラエルとレバノン ヒズボラ問題で直接交渉

2026/04/10 更新: 2026/04/10

イスラエルのネタニヤフ首相は9日、イスラエルがヒズボラの武装解除問題についてレバノンとの直接交渉を開始したと発表した。

ネタニヤフ首相は声明で、8日に内閣に対し交渉の開始を指示したと述べた。

米国とイランは2週間の停戦合意に達したが、イスラエルはレバノン国内のヒズボラ関連目標に対する空爆を継続している。

9日、ネタニヤフ首相は「レバノン側がイスラエルとの直接交渉の開始を繰り返し求めてきたことを踏まえ、昨日、内閣に対しレバノンとの直接交渉を速やかに開始するよう指示した」と述べた。

ネタニヤフ首相によると、交渉はヒズボラの武装解除と、レバノン・イスラエル間の平和関係の構築に重点を置くものである。

同首相はさらに「イスラエルは、レバノン首相が本日ベイルートの非武装化を呼びかけたことを評価する」と付け加えた。

レバノンのジョセフ・アウン大統領は、レバノンがイスラエルに停戦案を提示し、イスラエルとの直接交渉を開始したと述べ、これまでのところ「前向きな回答」を得ているとした。

アウン大統領は「レバノンの現状を解決する唯一の方法は、イスラエルとレバノンの間の停戦を実現することである」と述べた。

イラン国会のモハンマド・バーゲル・ガリバフ議長は9日、Xへの投稿で、イスラエルがレバノンのヒズボラへの攻撃を続ければ「明確な代償を払い、強硬な対応を受けることになる」と述べた。

他のイラン政府高官と同様、ガリバフ議長は2週間の米イラン停戦合意がレバノンにも適用されると主張したが、イスラエルと米国はいずれもこれを否定している。

米国のバンス副大統領は8日、レバノン問題は臨時停戦合意に含まれていないと述べた。ホワイトハウスのレビット報道官もブリーフィングで記者に対し、米国とイランが締結したばかりの停戦合意には、イスラエルとレバノンのヒズボラとの間で進行中の戦争は含まれていないと説明した。

今週末、米イラン双方の代表がパキスタンの首都イスラマバードで会談を行う予定であり、ガリバフ議長はイラン側の交渉代表の一人として参加する可能性があるとみられている。

夏雨
関連特集: 中東・アフリカ