神韻鎌倉公演 中国伝統文化の煌めきに魅了 価値観に共感する観客たち

2026/04/19 更新: 2026/04/19

神韻新紀元芸術団は4月18日、神奈川県の鎌倉芸術館で2公演を行った。舞踊、音楽、映像が一体となった華やかな舞台は、観客を古典の世界へと誘い、会場には政府関係者の姿も見られた。鑑賞した観客たちからは、舞台の完成度の高さを称える声、伝統的価値観や人権をめぐる演目に心を動かされたとの感想が聞かれた。

欲か心か どちらを選ぶか人類は分水嶺に立っている

「欲を取るか、つまり損得で考えるのか、それとも人の心の温かさで考えるのか。人類はその分水嶺にいるのではないかと思う。時間が解決するのかは分からないが、必ず結果は正しい方に行く」と述べた逗子市議会議長の丸山治章氏(藤野偉/大紀元)

2026年4月18日夜、逗子市議会議長の丸山治章氏は、鎌倉芸術館で行われた神韻新紀元芸術団の3公演目を鑑賞した。

丸山氏は公演を鑑賞後「本当に素晴らしかった」と感嘆し「オーケストラの生演奏と、毎日どれだけ体を鍛えているのかと思うほどの身体芸術、さらにデジタル技術を駆使した映像との融合による総合芸術だった。中国の「変臉(へんれん)」(顔に被った仮面が次々と一瞬のうちにかわる演出)のような文化も取り入れた感じで、場面や衣装が変わり、本当に素晴らしい内容だ」と述べた。

また「因果応報」といった伝統的価値観を表す演目について、丸山氏は「人として基本ではないか。勧善懲悪は見ていて楽しいし、悪は良くないというメッセージには不覚にも涙なしには見られないところもあった。そういう部分も合わせて素晴らしかった」と述べた。

神韻の一つ一つの演目には中国伝統文化の精華が散りばめられているが、その文化の源の中国では公演ができない。

丸山氏は「燕雀安んぞ鴻鵠の志を知らんや」という古語を引用し、志の低い人には、志の高い人の考えは分からない、「そういう人たち(燕雀の人)が政権を取って、このような文化が分からない状態というのは本当に嘆かわしい状態だ」と述べた。

神韻の演目は毎年、一新された内容が演出されているが、その中でも毎年必ず行われる重要なテーマに、中国共産党(中共)による法輪功学習者に対する弾圧を伝える演目がある。

現在も中国で行われている弾圧の情景を舞踊劇で表現した演目に丸山氏は「人権蹂躙も一切許すべきではないし、世界が許すべきではない人類の汚点だ」と述べた。

神韻芸術団は「中国伝統文化の復興」を掲げ、2006年ニューヨークで設立され、今では8つの分団が同時に世界に中国伝統文化を伝え、毎年、全世界的に大きな人気を博している。しかし近年、中共は神韻芸術団へ誹謗中傷の攻撃を仕掛けてきている。

2024年8月、ニューヨーク・タイムズが神韻について歪曲報道を行った。専門家の調査では、報道の内容は捏造であり、ニューヨーク・タイムズと中共との深い関係を指摘した。

丸山氏は「欲を取るか、つまり損得で考えるのか、それとも人の心の温かさで考えるのか。人類はその分水嶺にいるのではないかと思う。時間が解決するのかは分からないが、必ず結果は正しい方に行く」と述べた。

また神韻芸術団のアーティストに「外部からの圧力の下にあってもなお、芸術家たちは絶えず自らの内面を純粋に保ち、芸術の形で信念を表現している。こうした精神には敬服の念を覚える」と称賛。

「音楽も内面が音色に現れる。悪い心で奏でる音は聞いていて苦しいと思う(神韻公演の)この美しい音色と、見ていて素晴らしい表現がずっと続くことを願っている」とエールを送った。

 

市幹部 「いいものをみたなあ。見に来て本当によかった」

「(踊っている)表情は最高で、言葉にできないほど素敵だ。どの演者も体や手が長く感じた。無骨さがなく、空中を飛んでいるような柔らかい動きで、well done!(お見事)」と興奮気味に述べ「いいものをみたなあ。見に来て本当によかった」と語る逗子市役所の部門責任者を務める細野裕氏(任子慧/大紀元)

2026年4月18日夜、逗子市役所の部門責任者を務める細野裕氏は、鎌倉芸術館で行われた神韻新紀元芸術団の3公演目を鑑賞した。

逗子市役所の部門責任者を務める細野裕氏は、公演を鑑賞後、舞踊家たちの技術と身体能力に感嘆した。

「(踊っている)表情は最高で、言葉にできないほど素敵だ。どの演者も体や手が長く感じた。無骨さがなく、空中を飛んでいるような柔らかい動きで、well done!(お見事)」と興奮気味に述べ「いいものをみたなあ。見に来て本当によかった」と語った。

また細野氏は、神韻が表現する中国伝統文化に「日本の昔のものと通じており、中国との文化交流があったことを色濃く感じる」と述べ、因果応報も含めて日本人にとっても身近なものだと語った。

また神韻が世界で受け入れられている理由を「愛」「人間に対する敬意」「尊敬」と述べる細野氏は「中国の伝統文化の中にはこういうものがあり、それが日本に伝わって、日本の中で生きている。今の中国は経済一辺倒だ」と述べた。

今、神韻芸術団が中国で公演することができたら、中国の人々は変わるかという記者の質問に、細野さんは「変わりますよ。やっぱり(伝統は)感じると思う」と答えた。

大道修
社会からライフ記事まで幅広く扱っています。
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