神韻福岡公演が閉幕 「中国の古き良き時代を感じた」

2026/05/09 更新: 2026/05/09

2026年5月8日午後、神韻新紀元芸術団は福岡市民ホールで、今年の福岡公演の5回目かつ最終公演を行い、会場には福岡市内や周辺地域から多くの観客が来場した。元クラシックバレエダンサーで、現在はダンススクールを経営する平岡Chinaさんと、日本の著名なデザイン会社で地区責任者を務める濱中稔さんは、公演鑑賞後、神韻の高い芸術性と文化的な奥深さを称賛した。

2006年にニューヨークで設立された神韻は、世界最高峰の芸術団として知られている。公演は中国古典舞踊や独唱など約20の演目で構成される。唐代宮廷の優雅さ、三国志や水滸伝の武勇、老荘思想の知恵を、中国古典舞踊と最新技術で描き出し、観客に圧巻の舞台体験を届ける。

ダンス講師「本当にプロの集団」 群舞の精度と舞台構成を称賛

元クラシックバレエダンサーで、現在はダンススクールを経営する平岡さんは、公演を鑑賞した後、神韻のダンサーたちの卓越した身体能力に大きな衝撃を受けたと語った。

「自分もダンスをしているので、ダンサーの身体能力の高さにすごくびっくりした」

公演全体の印象について、平岡さんは、出演者たちが舞台の裏で相当な努力を重ねてきたことを強く感じたという。

5月8日午後、元クラシックバレエダンサーで、現在はダンススクールを経営する平岡Chinaさんは、神韻公演を観賞した(盧勇/大紀元)

「自分自身アクロバットはできないが、ジャズダンスでアクロバットの講師を迎えて、生徒に色々教えてもらっているので、とてつもなく練習をしてきたんだろうという事がわかる。一個一個の動作・所作がもうすごくて美しくて、本当、手の先、指先、足先までがとっても綺麗だった」

神韻の舞踊劇では、言葉ではなく身体表現によって物語が展開される。その点にも平岡さんは感銘を受けた。

「言葉がなくても、表情が豊かなので、なんとなく物語が分かるように感じた。とても素敵だった」

特に印象に残ったのは、大人数による群舞だったという。中でも、女性舞踊「水袖」を挙げた。

「(群舞も)ここまで揃えてくるのはやはりすごいと思う。長い袖で手の先を長く見せたり、振り上げた袖も高さがほとんど揃っていたので、その点は本当に素晴らしい」

また、モンゴル族の男性舞踊については「かっこよかった」と語った。一方で、最も強く印象に残ったのは、2番目の演目「男子古典舞踊」だったという。

最も感動した点について、平岡さんは、多くの人が女性舞踊の柔らかさや優雅さに注目する一方で、自分は男性舞踊の身体能力の高さに心を打たれたと話した。

「特に、アクロバット的な動きを次々とこなしていく中で、出演者一人一人の能力の高さが伝わってきた。一人も見劣りするということがなく、本当にプロの集団なんだなと感じた」

平岡さんはまた、神韻の舞台構成には学ぶべき点が多かったとも語った。

「衣装の色合い、群舞の並び方を含めた構成とか、並び方の変わり方とか。一糸乱れぬというか、本当に綺麗に、気づいたら隊形が変化している」

こうした細部について、平岡さんは「本当に勉強になったし、次に作品を作る時の参考になると思いながら見ていた」と語った。

オーケストラの生演奏と舞台との調和についても、クラッシックバレエの経験を持つ平岡さんは深い感銘を受けたという。

「生のオーケストラの演奏と踊りというのが本当にリンクしていた。録音音源はオーケストラの演奏には叶わないなと感じた。本当に素敵だった」

デザイン会社責任者 「中国の古き良き時代を感じた」

日本の著名なデザイン会社で地区責任者を務める濱中稔さんも、この日の公演を鑑賞した後、神韻を「非常に素晴らしかった」と称賛した。舞踊、音楽、そして込められた精神的な意味に至るまで、中国伝統文化の魅力と深みを強く感じたという。

前方の席で鑑賞した濱中さんは、特に印象に残った演目について「長い袖をなびかせ、女性が軽やかな衣装で踊る水袖」だったと語った。

5月8日午後、日本の著名なデザイン会社で地区責任者を務める濱中稔さんは、神韻公演を観賞した(任子慧/大紀元)

女性のプリンシパルダンサーについては、「ほかの方と比べても、ひときわ上手だった。出演者全員から、内面からにじみ出る美しさを感じた」と称賛した。

濱中さんは、公演全体から中国の悠久の歴史と文化の厚みが伝わってきたと話した。「中国の古き良き時代を感じた」

また、自身が感じ取ったのは「共産主義以前の中国、古き良き姿」だったという。

舞踊だけでなく、ソプラノ歌手の独唱にも強い印象を受けた。

濱中さんは、以前に少し中国語を学んだことがあるため、字幕を見ながら歌詞の意味を受け止めることができたという。「歌唱力が高い」と述べたうえで、歌詞からは「共産主義以前の中国」という思いが伝わってきたと語った。

鑑賞中には、共産体制の下で、神韻がさまざまな圧力や妨害に直面しているのではないかとも感じたという。

「今の共産主義体制下では色々と反対も起きるのではないかと思いながら見ていた」

公演で表現された中国伝統文化の精神性について、濱中さんは、自身も以前から中国伝統文化にある理念が好きだと話した。

天を敬い、人を愛する「敬天愛人」や、善悪には報いがあるという思想について、濱中さんは「すごく好きだ」と述べた。こうした美徳や善良さは、現代社会においても大きな意味を持っているという。

また「元々日本も中国からそういう価値を学んできた。この舞台にもそれが現れている」と感慨を込めて語った。

濱中さんは、中国は日本にとって、文化面で先達のような存在だと表現した。

「今の中国も、またそういう価値を回復してほしい」と心から願っているという。

神韻が芸術を通して世界各地で伝統文化を広め、その復興に取り組んでいることについて、濱中さんは「非常に意義のある活動だ」と支持した。

神韻が世界中の観客に愛される理由については「美しい踊りと、中国の伝統的な価値観が表現されているからだろう。そこに惹かれる」と語った。

最後に、濱中さんは神韻のアーティストたちへ、祝福と励ましの言葉を送った。

「すでに素晴らしいダンスを披露されているが、より多くの人にまた見てもらえるように頑張ってください」

詳細は公式サイトで確認できます。

神韻公演 スケジュール
 

 

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