トランプ氏 ルーズベルト大統領図書館開館式で演説 パナマ運河の中共影響力に警告

2026/07/02 更新: 2026/07/02

トランプ米大統領は1日、ノースダコタ州を訪れ、ルーズベルト大統領図書館の開館記念式典に出席した。演説では、ルーズベルトが建設を推進したパナマ運河について、同氏の大きな功績の一つだとたたえた。

トランプ氏はまた、パナマ運河の戦略的重要性を改めて強調し、中国共産党(中共)が同運河への影響力を強めようとしていると警告したうえで、アメリカはこれを看過しないと述べた。

式典では演説に先立ち、アメリカの愛国歌として知られる「God Bless the U.S.A.」が流された。

トランプ氏は、ノースダコタ州がルーズベルト氏の人生に深い影響を与えた土地であり、同州に大統領図書館が設けられることには大きな意味があると述べた。

また、前ノースダコタ州知事で現内務長官のダグ・バーガム氏について、「歴代で最も優れた内務長官」と称賛し、図書館建設計画を推進した同氏に謝意を示した。

さらに、有権者の身元確認を支持し、選挙不正に反対する立場を改めて表明した。あわせて、対立陣営の候補者らが警察予算の削減を主張していると批判し、自身は法執行機関の強化を支持すると強調した。

トランプ氏は「相手陣営の候補者たちを見てください。彼らは多くの地域で警察予算の削減を主張している。そんなことは絶対に起きない。絶対にあり得ない。彼らは自分たちを『民主社会主義者』と呼んでいる。聞こえはいいかもしれないが、実際に、彼らは『共産主義者』だ」と述べた。

トランプ氏はまた、ルーズベルト氏の在任中の業績をたたえ、パナマ運河の建設を同氏の最大の功績の一つに挙げた。

同氏は、アメリカがパナマ運河建設に大きな代償を払ったとし、約3万8千人が命を落としたと述べた。

そのうえで、フォード政権がパナマ運河を象徴的な1ドルでパナマに引き渡したとして、「史上最も愚かな決定だった」と批判した。

さらに、中共がパナマ運河を支配しようとしていると主張し、「いま国共はパナマ運河を支配しようとしている。われわれは、それを許さない」と述べた。

関連特集: アメリカ政治