中国 情報削除に疑問の声

中国で少女2人が行方不明 事件報道が相次ぎ削除

2026/07/17 更新: 2026/07/17

少女2人が行方不明になった。そして消えたのは少女だけではなかった。家族がネットに公開した捜索情報だけでなく、大手メディアによる関連報道まで次々と消えたのである。

中国・広西チワン族自治区で7月11日、14歳と17歳の少女2人が友人宅を出た後、行方不明になった。家族はSNSで写真を公開し、情報提供を呼びかけた。

中国の大手メディア「紅星新聞」は、少女たちの足取りや家族の話を詳しく報じた。しかし、その後この記事は閲覧できなくなり、家族がSNSに投稿した捜索情報も相次いで削除された。削除の理由について当局から説明はない。

報道によると、2人は友人宅を出た後、防犯カメラに歩く姿が映っていたものの、その先の行方は分かっていない。警察は捜索を続けているが、有力な手掛かりは公表されておらず、家族は情報提供を呼びかけ続けている。

中国では近年、子供や若者の失踪事件がたびたび社会問題となっている。一方で、事件に関する情報や報道を突然ネット上から削除するケースも繰り返されている。

中国は世界有数の監視カメラ大国で、AIによる顔認識システムも広く導入している。それにもかかわらず、失踪事件では足取りが突然途絶えるケースが後を絶たない。今回もSNSでは「監視カメラが至る所にあるのになぜ見つからないのか」「なぜ事件の記事まで削除するのか」と疑問や不信感が広がった。

李凌
中国出身で、日本に帰化したエポックタイムズ記者。中国関連報道を担当。大学で経済学を専攻し、中国社会・経済・人権問題を中心に取材・執筆を行う。真実と伝統を大切に、中国の真実の姿を、ありのままに、わかりやすく伝えます!
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