米大手ホテル担当、SNSに「いいね」で解雇 中国当局の敏感問題に触れ

米ホテル大手マリオットインターナショナルの在米のSNS担当責任者が解雇された。中国当局が「敏感問題」として神経を尖らせる、チベット独立運動派のツイートを好意的に捉えるとする「いいね」を押したためとみられている。米ウォール・ストリート・ジャーナルなどが報じた。
2018/03/07

チベット、台湾などの問題で外資叩き過熱 中国問題専門家「事実上欧米への報復措置」

中国当局はいつも、国内進出している外国企業を政治利用している。中国当局はこのほど、ホームページなどでチベットや台湾を「国」として扱っているとして、米ホテルチェーン大手に続き、米デルタ航空や西アパレル大手ZARAなどの外資企業に相次いで修正と謝罪を求めた。民族主義とネット検閲による外資企業への逆風がいっそう強まりそうだ。
2018/01/15

米マリオット、中国語HP一時閉鎖 台湾を「国」と表記

中国当局はこのほど、米国ワシントンDCに本部を置く国際ホテルチェーン、マリオット・インターナショナル(以下、マリオット)に対して、一時的中国向けのウェブサイトの閉鎖や、モバイル端末用アプリケーションの機能の停止を命じた。同社がこのほど、顧客向けのアンケートで香港、台湾、チベットを「国」として扱ったことで、「主権」をタブー視している当局の逆鱗に触れた。
2018/01/13

チベット人男性が焼身自殺 152人目

中国でチべット人の焼身自殺が再び起きた。台湾メディアによると、四川省アバ・チベット族チャン族自治州で男性が23日焼身自殺をはかり死亡した。2009年以来152人目となる。
2017/12/27

ラマ僧、四川省で焼身自殺 チベットの自由を求めて

中国四川省で11月26日、共産党政府の政策により文化消失の危機にあるチベットの自由を求めて63歳のラマ僧が焼身自殺を図り、死亡した。2009年以来、中国当局に対する抗議のため焼身自殺したチベット人は、151人にのぼる。29日にラジオフリーアジア(RFA)が報じた。
2017/12/01

【写真】3D印刷グラフィック入り ガラス橋が完成=中国黄河

ガラス製の吊り橋や山道の足場が流行る中国で、ついに2大河川のひとつである黄河にもガラスの橋が架かった。寧夏回族自治区の中衛市に完成した、幅2.6メートル、長さ210メートルのガラス橋には、3D印刷の幻想的なグラフィックが、半数のガラス板に刷り込まれている。
2017/10/25

19大間近、中国各地で規制強化の厳戒態勢 市民の生活にも影響

5年に1回の第19回中国共産党全国代表大会(19大)の開催を控えるなか、北京を中心に中国各地で草木皆兵の厳戒態勢が敷かれている。少数民族や反体制派への監視強化のほか、刃物の使用規制、宅配業務中止、宿泊の制限など一般市民の生活にも影響が出ている。
2017/10/15

新疆当局、住民に習氏肖像画の掲示を強要 自治区トップの昇格のためか

新疆ウイグル自治区当局は1日から、少数民族の家庭で習近平国家主席の肖像画を飾るよう通達した。米政府系メディア、ラジオ‧フリー‧アジア(RFI)は、同通達は同自治区トップの陳全国党委書記が党中央政治局入りを果たすための奇策だと分析した。
2017/10/04

チベット仏教最大の佛学院 共産党が支配へ 

中国でチベット仏教文化を抑圧する新たな動きがあった。当局はこのほどチベット仏教の最大の佛学院に進駐すると通達した。共産党委員会を強制に設立し、党の幹部が院長など要職を総なめすることになる。内外のチベット人社会から「学院が共産党学校に化した」などと反発が高まっている。
2017/08/28

「チベット文化は風前のともしび」中国共産党による民族同化政策で

亡命チベット人のサーンチーさんは、親族訪問ビザを取得して、チベット自治区への帰郷を果たすことができた。チベットでは、首都ラサや青海省内にチベット佛教の聖地を訪ね歩いたが、滞在中に当局から執拗な干渉を受けたという。インドに戻ったサーンチーさんはメディアに対し、この間に体験したことを詳細に語った。
2017/07/04

曽錚コラム:北京大大学院卒なのに「チベット問題」何も知らず 講演で赤っ恥

私がチベットについて、いかに誤った知識しか持っていなかったかに気づかされたのは、35歳といういい年になってからだった。しかも、非常に恥ずかしい思いをして。
2017/05/02

10年以上も大作映画に出ていない有名俳優 ハリウッドと中国から避けられる

中国を追放されたチベットの精神的指導者ダライ・ラマの長年の友人で、米ゴールデン・グローブ賞受賞俳優のリチャード・ギア氏は仏教徒で人道主義者として知られている。米映画紙ハリウッド・レポーターのインタビューで、ギア氏は、中国側に自らが拒否されているということに言及した。
2017/04/24

チベット女子サッカー、米国際大会出場予定も 大使館がビザ拒否

チベットの女子サッカーチームは、米国で4月に開催されるユースサッカー国際大会「ダラスカップ」に招待され出場する予定だったが、在インド米国大使館が選手たちへの訪米ビザを拒否したため、出場が危ぶまれている。
2017/03/03

チベット高原に人が定住したのは7400年~13000年前からか=米研究

チベット高原には、少なくとも7400年前、古ければ13000年前から人が定住していた可能性があるという論文が、1月7日付米科学ジャーナル『サイエンス』に掲載された。これは、1998年にチベット平野中央のチュサン(Chusan)という村で見つかった人の手形と足跡の年代を推定した結果によるもの。これまで考えられていた年代より数千年はさかのぼると指摘している。
2017/01/27

国境地帯に新監視システム 少数民族の国外脱出防ぐためか

多くの国が他国からの難民流入を阻止しようとしているのと対照的に、中国政府は自国民の国外脱出を厳しく取り締まっている。近ごろでは、国境地帯で新たな監視システムまで導入し、国内のチベット族やウイグル族といった少数民族の越境を厳しく取り締まろうとしている。
2016/10/07

米共和党の新政策綱領 中国に強硬姿勢

米国共和党は18日に開催した全国大会において、新たな政策綱領を採択した。同綱領には、19日に党の大統領選候補者に正式指名されたドナルド・トランプ氏の南シナ海問題、人民元問題、貿易などの対中政策方針が多く盛り込まれた。7月21日米VOAが伝えた。
2016/07/25

中華文明「古き良き時代」残す、古都4つ

激動の歴史を重ねる中国は、数千年にわたる中華文明の遺産が多く失われた。しかし奇跡的に、「古き良き」中華文明が残っている場所もある。
2016/07/03

ダライ・ラマ14世「大転換期を迎えている中国、帰れるなら…」

チベット人の精神的指導者、ダライ・ラマ14世はこのほどドイツメディアの取材に応じ、中国は現在大きな転換期を迎えているとの見方を示した。短期滞在でも「帰郷」を希望していることも明かした。
2016/06/15

チベット高原、氷河縮小 アジア20億人の水源危機

「世界の屋根」ヒマラヤの氷河が縮小している。研究によると、ヒマラヤ山脈をふくむチベット高原の気温は温暖化により上昇し、氷河は20年以内にすべて溶けてなくなると予測されている。チベット高原は、アジアの20億人以上に淡水を供給する数多くの大河の源となっている。氷河の消失はアジア地域の数十億人に影響におよび、将来、水源の争奪戦を招きかねない。
2015/12/18

チベット族、言語奪われ 伝統文化の危機

中国政府は、西部の少数民族に対して、現地の言語教育を制限し、漢民族の標準言語「漢語」教育を加速させている。漢民族文化への同化政策を押し進めている。
2015/12/12

チベット密教僧の「虹化」実例

「虹化(こうか)」とは密教の修煉者が長年の修煉を終え、この世を離れて天国へ行く際に見られる現象である。空に輝く虹のように光を放ちながら身体が徐々に溶けて縮んでいき、修煉の完成度が高い場合は完全に溶けて消え、修煉の完成度が低い場合は数十センチまで縮んだ身体が残る。小さくなって残った身体の姿形は本人と全く同じだが、鋼鉄のように硬くなる。
2015/12/11

チベット人宗教指導者、中国刑務所で死亡

【大紀元日本7月15日】「テロと国家分裂扇動」の罪で服役中の四川省のチベット人宗教指導者テンジン・デレク・リンポチェ氏が、中国の刑務所で亡くなったことがわかった。65だった。親族や人権団体が明らかにし
2015/07/15

【お勧め本】 『チベットの祈り、中国の揺らぎ』

【大紀元日本2月27日】今や世界第二位の経済大国となった中国。だが、国内には多くの問題を抱え、対外的にも多くの摩擦を生んでいる。そんな中国の中にあっても、中共(中国共産党)にとって特に触れたほしくない
2015/02/27

チベット党幹部15人処分 「ダライ・ラマ14世に機密漏洩」

【大紀元日本1月30日】中国チベット自治区の共産党規律検査委員会は27日、昨年チベット仏教の最高指導者であるダライ・ラマ14世側に機密情報を提供したとして、共産党幹部15人を処分したことを明らかにした
2015/01/30

G20出席の習近平国家主席、抗議の嵐に遭う

【大紀元日本11月18日】オーストラリアで開かれたG20サミットを終え、現地時間17日、同国議会を訪れた中国の習近平国家主席。訪問に合わせて、議会前の広場で中国の人権問題を抗議する複数の団体が集会を開
2014/11/18

〈香港デモ〉相次ぐ衝突、長期化に苛立つ中国当局 「重大な政治事件だ」と批判攻勢

【大紀元日本10月16日】香港の中心部アドミラリティ(金鐘)にある行政長官弁公室(官邸)前で16日未明、道路にバリケードを設置したデモ隊を排除しようと、警官隊はスプレーを噴射し、衝突が起きた。15日未
2014/10/16

ダライ・ラマ「後継者は不要」説めぐる論争=RFI

【大紀元日本9月12日】チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世(79)は7日にドイツ紙の取材を受け、「後継者不要」の意向を初めて明らかにした。国際社会で大きな注目を集めている一方で、中国政府系メデ
2014/09/12

チベット団体旅行 当局は警官同行などの制限令出す

【大紀元日本8月22日】中国のチベット自治区当局は19日からチベット観光の団体旅行を厳しく制限する通達を出した。中国国内メディアが報じた。 中国のニュース・サイト「斎魯網」の21日の報道によると、現地
2014/08/22

米国務省報告書 中国、北朝鮮など8カ国を「特別関心国」

【大紀元日本8月5日】米国務省がこのほど発表した2013年度国際宗教自由報告書は、引き続き中国を「特別関心国」とした。同書は、中国政府によるチベット、ウイグル、法輪功、キリスト教への弾圧を非難し、「1
2014/08/05

チベット、ドキュメンタリー映画「恐怖を乗り越えて」プロデューサー釈放=VOA

【大紀元日本6月6日】チベットのドキュメンタリー映画「恐怖を乗り越えて」のプロデューサー、トンドゥプ・ワンチェン氏(39)は5日、中国で6年の服役刑を終え釈放された。米海外向け放送ボイス・オブ・アメリ
2014/06/06