サッソリ欧州議会議長が死去、欧州首脳が哀悼
[ブリュッセル/ローマ 11日 ロイター] - 欧州連合(EU)欧州議会のサッソリ議長(65)が11日未明、入院していたイタリアの病院で死去した。議長の報道官がツイッターで明らかにした。 2019年7月から議長を務めており、今月任期が終了する予定だったが、再選は目指さないと表明していた。 次期欧州議長はマルタ出身で保守派の欧州人民党(EPP)に所属するロベルタ・メッツォーラ氏が有力視されている。
マルタ女性記者殺害、汚職事件の裏に「一帯一路」絡む投資計画=報道
2017年、マルタの著名な調査報道ジャーナリストであるダフネ・カルアナ・ガリツィア氏が車で自宅を出た直後、車に仕掛けられた爆弾で殺害されたことに、国際社会が衝撃を受けた。政財界の癒着を暴こうとしたガリツィア氏の遺志を継いだジャーナリストがスキャンダルを徹底的に調査し続け、資金の流れを調べていた。このほど、同調査では、マルタの大規模な汚職事件が中国当局が提唱する巨大経済圏構想、「一帯一路」に関係していることが明らかになった。
中国がEU主要機関を盗聴、マルタ大使館を拠点に=仏紙
ベルギーの情報機関当局、国家安全保障局(VSSE)は、中国当局が近年、同国首都のブリュッセルに位置するビルを利用して、ビルの近くにある欧州連合(EU)の欧州委員会本部などを盗聴していると疑っている。フランス、ベルギーとマルタのメディアが相次いで報道した。