中国、元公安部次官を調査 かつて米国で違法な公務執行
中国共産党中央規律委員会(中規委)国家監察委員会は12日、国家安全部(省)元幹部で公安部(省)の元次官である劉彦平氏(67)について、「重大な規律違反と違法行為の疑いがある」として、調査を行っていると発表した。
中規委、米サムズ・クラブを非難 新疆巡り外国企業への締め付け強化か
中国共産党中央規律検査委員会(中規委)は12月31日、米小売大手ウォルマート傘下の会員制スーパー、サムズ・クラブについて、新疆ウイグル自治区で生産された商品を「悪意を持って取り下げた」と強く非難した。
中国当局、年明けに2人の高官失脚を公表
中国で、年明け早々に2人の現役高官が失脚したことがわかった。中国共産党中央紀律検査委員会(中規委)は3日と4日、陝西省の馮新柱・副省長(57)と山東省の季緗綺副省長(57)が「厳重な規律違反」の疑いで、当局の取り調べを受けている、と相次いで発表した。当局は2人の失脚の理由を言及しなかった。汚職容疑が原因だとみられる。
閣僚級3人失脚 2期目の習指導部、反腐敗運動を緩めず
10月の党大会閉幕後、2期目を発足させた中国の習近平政権は、汚職・腐敗取り締まりの強化を続けている。この約2カ月の間、すでに3人の省レベル(閣僚級)高官が失脚した。また、1人の軍高官が汚職容疑の調査中に自殺した。
中国ネット検閲機関トップが失脚 党大会後「初のトラ」
中国共産党中央規律検査委員会(中規委)は21日同ウェブサイトで、党中央宣伝部前副部長(次官級)の魯煒氏(57)が「重大な規律違反」の疑いで取り調べを受けていると発表し、「第19回党大会後の初のトラだ」と強調した。
習近平氏右腕の王岐山氏 19大で新設の反腐敗機関トップに就任か
18日に開かれる中国共産党第19回全国代表大会(19大)で、党規律検査委員会(中規委)トップの王岐山書記(69)の去就が注目されている。台湾や香港メディアなどは、王氏がいったん最高指導部から退け、新設される国務院と同格の国家反腐敗機関のトップに栄転する可能性を報じている。