王安石、将棋を通じて人を知る
北宋の政治家である王安石の趣味は将棋です。宰相を務めていたころ、将棋の得意な人たちを家に招き、公務を終えた後、よく将棋をしていました。王安石は自分に勝った人には賞金として10両の銀を与えました
書道の奥深さ
中国の書道は古来、文字の気質と神韻を重んじてきました。文字は、一国の文化に関わるだけでなく、書人の性格、志向と思想を表します。「字は人なり、人は字なり、文は人なり、文は道を載せる」と、古代中国人が言いますが、それはつまり、字を書く前に身を処するべきであり、心を正しく持つこそ書がうまくなるということです。
古代中国人の講じる「気節」とは
君子は「持節(じせつ)」、つまり気節を保つすることを大事にしていました。「気節」とは志気と節操という高尚な品格を指します。具体的に言うと、正義を貫き、威圧を前にしても決して屈しない頑強な精神を持つことです。
「八観六験」人の品格を見極める古人の知恵
デジタル時代を生きる人類は多くをコンピューターに頼り、物事を数字で判断するようになりました。その依存度は、コンピューター占いによって自分の運命まで機械任せにする人も現れるほど。しかし、自身の品格を高め、他人の品格を見極めるには、自らの経験や見識に頼るしかありません。人を見る目があるか否かは個人の能力の問題ですが、「人を見極める方法」を知っているかどうかも重要です。その方法の一つに、中国の戦国時代に編集された『呂氏春秋(りょししゅんじゅう)』に記されている「八観六験(はちかんろくけん)」というものがあります
わが娘の心に残る「小さな樹」
【大紀元日本8月2日】私の娘は今、15歳。柔らかくて可愛い子供の手の感触は今でも残っているが、いつの間にか私よりも背の高い少女に成長した。天使のような笑顔、光輝く肌、風とともに揺れる長くて美しい髪…
経営トップの品格
【大紀元日本11月27日】最近、国家の品格と言う書物がベストセラーになり、男や女の品格まで論じられているが、それにあやかって経営者、今風の言葉で言うとCEO(経営最高責任者)の品格を論じるのも一興で