台湾・太平島でオニヒトデ大量発生 サンゴ9割死亡
台湾中央研究院生物多様性研究センターの鄭明修(てい めいしゅう)研究員が4月に太平島の海域を調査したところ、水深2m以下の海底礁のサンゴの90%が死んでいることがわかった。政府は国立海洋研究所と協力して、オニヒトデがサンゴ礁に与える影響を緩和するための解決策を模索している。
南シナ海判決、台湾「受け入れられない」 太平島権益を主張
常設仲裁裁判所は12日に、中国政府が南シナ海で独自に設定した境界線「九段線」について法的根拠がないと判断を示すと同時に、南沙(英語名スプラトリー)諸島には存在する「島」が一つも無く、すべて岩礁だとの認識を示した。これにより、台湾など周辺国は同地域での排他的経済水域(EEZ)の主張ができなくなった。