カナダ安全情報局(CSIS) 中国共産党がカナダ政府職員のリクルートを図る
カナダ安全情報局(CSIS)は今月、中国共産党政府が情報収集とカナダ政府への干渉を目的として、カナダ政府の職員をリクルートしようとしていると警告した。
CBCの報道によれば、CSISは今月初め、連邦政府職員に対し警告を発した。その内容には、中国共産党が広範囲にわたるリクルート用の電子メールを送り、政府職員を海外の人材プログラムに誘引しようとしているというものが含まれていた。
カナダ当局が警戒 中国は「留学生を使って、カナダの政治に干渉している」
カナダの著名な調査記者、サム・クーパー氏は「中国が留学生を使ってカナダの政治に干渉している。カナダの情報機関が監視している」と明かした。
北京証券取引所が開業 専門家「経済への政治干渉を強化する狙い」
中国で新設された中小企業向け証券取引所、北京証券取引所が15日、取引を始めた。専門家は、中国当局は政治中枢の北京市に証券取引所を置くことで、経済への干渉を一段と強める狙いがあるとの認識を示した。
中国による干渉を阻止へ 欧州議会が新法案の制定を検討中
欧州議会は中国当局を念頭に、外国政府による内政干渉を阻止するために、オーストラリアの関連法案を基に、欧州版「外国影響力透明化法案」の制定を検討していることがわかった。
オーストラリア警察、中国領事館職員の通信を調査 外国干渉法違反の疑いで
オーストラリア警察は、同国への外国の干渉が継続的に監視されているなか、中国領事館職員と政治顧問の通信を調査する令状を発行した。豪メディアABCは9月15日、当局の報告を引用して報じた。