両会の期間中「草木皆兵」となった北京 あふれる検問所と監視員、中共は何を恐れるのか?
中国では3月4日から5日にかけて「両会」と呼ばれる2つの重要会議が開催された。その間、開催地の北京では、例年以上の厳戒態勢が敷かれていた。
「ピアノ王子」も見逃さなかった北京最大の住民スパイ組織「朝陽群衆」その実態とは
中国のスパイ機関である国家安全部(MSS、国安部)は、これまで秘密主義を貫いてきたが、今年に入ってからはメディアへの露出を増やし、公然と諜報員を募集している。
【写真】中国共産党100周年、厳重警備態勢の北京「最も安全な場所」との揶揄も
7月1日に中国共産党100周年の記念行事が行われている北京では厳重体制が敷かれた。公安、武装警察、私服警察のほか、「朝陽群衆」という名の市民ボランティアが通行人の監視に当たっている。