【寄稿】非現実的な「核兵器廃止論」はなぜ繰り返されるのか
国際条約では、その条約に署名し批准した国にだけ、その条約が適用される。核兵器禁止条約に核保有国が加盟する可能性は皆無であり、従って核兵器禁止条約で核兵器が廃絶する可能性はゼロである。
中露の核の脅威…同時に抑止すべき=米戦略軍司令官
リチャード米戦略軍司令官は1日の下院軍事委員会の公聴会で、中国とロシアの核の脅威に直面している米国は、両国を同時に防御する能力が不可欠だと指摘した。
抑止強化に向けて、米国が「アペックス・チャージャーII」を実施
2021年5月に実施された「アペックス・チャージャーII(Apex Charger II)」作戦で、米国空軍のB-52H長距離戦略爆撃機(愛称:ストラトフォートレス)により、世界にまたがる作戦を正確かつ同時に実行する最高峰の能力が実証された。これにより、抑止体制が一層強化された。「抑止」とは外交・軍事ルートを通じて国家間の武力衝突を防止する積極的な姿勢を指す用語である。
レッドラインを超えた北朝鮮の水爆実験、今後米中ロがどう動くのか
9月3日、北朝鮮が6回となる核実験を実施した。北朝鮮が核弾頭を搭載した大陸間弾道ミサイル(ICBM)の実戦配備が、現実味を帯びてきた。軍事手段を辞さない構えを見せているアメリカ、制裁の強化に抵抗するロシア、アメリカに協力の姿勢を示しつつも、強力な制裁行為には足踏みする中国。米中ロと北朝鮮の動きに半島情勢が左右される。
韓国の「統一後核保有」めぐり、日中が論戦
【大紀元日本2月3日】1月26日よりスイスで開かれた世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)は、同月30日に閉幕した。その前日の29日、朝鮮半島における南北統一後のシナリオが議題となり、中国や日本の