香港では「逃亡犯条例」改正案反対派（以下、反対派）が新たな動きを見せている。先週末、大陸からの観光客が多い地域でデモ活動を行い、簡体字（中国大陸で使われる文字）のビラを配布し演説を行った。

香港で拘束された犯罪容疑者の中国本土への引き渡しを可能にする「逃亡犯条例」改正案をめぐって、民主派団体は16日、再びデモを開催した。主催者の民間人権陣線は参加者数を約200万人と発表し、先週末の103万人を大幅上回った。警察側はピーク時33．8万人と発表。

香港の法治制度が激しく揺さぶられている。米議会の中国委員会は5月15日、公聴会を開いた。同委員長は、香港知識者らの意見を受けて、中国共産党による香港の自由への浸食がさらに強まることに懸念を示し、「香港の民主と人権に関する法案」を近く連邦議会に提出するとコメントした。

【大紀元日本8月7日】北京から東へ車を３時間走らせれば、河北省の避暑地・北戴河にたどり着く。この人口わずか７万人の地区は毎年夏になると、指導部や党長老らが集まり、党や国運営の重要方針を話し合う場となる

2月始め、身を刺す寒さのなか、遼寧省大連市に住む王振さんは、同省の馬三家（マサンジャ）強制労働教養所（以下、馬三家）から釈放されたばかりの女性に会った。女性は王さんに、しわくちゃの紙切れを渡した。「嘆願書」と書かれたこの紙切れには王さんの妻で収容中の玉玲さんの署名もあり、労働教養制度の廃止を訴えるものだった。女性は嘆願書をビニールに包み、膣の中に隠して持ちだした。

中国の労働教養所（Getty Images）【大紀元日本1月8日】中国の司法・公安を統括する共産党中央政法委員会のトップ・孟建柱書記は７日に開かれた幹部会議で、年内の「労働教養制度」廃止を明らかにした

　【大紀元日本7月16日】山西省レンガ工場強制労働事件の調査が続けられている中で、最初に事件を摘発した中国人女性・辛艶華(シン・イエン・フア)さんは「南方週末」紙上で、自身の名前を公にした。事件を暴露

　【大紀元日本5月29日】欧州議会の副議長エドワード・スコット氏は27日午前、香港で「中国の未来」国際シンポジウムに出席し、同シンポジウムに参加した香港の民主派立法会議員数人と共同声明を発表、公民権利

【大紀元日5月5日】李光耀氏はシンガポールの首相に就任して以来、ずっと権力社会を作り上げることに力を尽くしてきた。シンガポールの法律はとても厳しく、いったん法律を犯すときわめて厳しい懲罰を受けることは