日中韓FTA交渉再開とRCEP推進…中国の狙いは 元外交官が警鐘「共産党政権であることを忘れずに」
27日にソウルで開催された日中韓首脳会談では、日中韓自由貿易協定(FTA)交渉の再開と、地域的な包括的経済連携(RCEP)の推進で合意がなされた。3カ国の自由貿易は、日本経済にどのような影響をもたらすのだろうか。大紀元の取材に答えたベテラン外交官は、中国が共産政権であることを念頭にしつつ、日本企業は短期的な利益に走らないようにと警告する。
RCEP、締結国の安保利益のためのデータ処理を容認 情報安全保障のリスクが浮き彫りに
日本と中国、韓国、ASEAN諸国、豪州、ニュージーランドの15カ国による地域的な包括的経済連携「RCEP(アールセップ)」は、締結国が越境するデータについて「自国の安全保障上の重大な利益を保護するために」処理することは認められているという。4月2日の衆議院本会議の質疑で明らかになった。共産党政権の中国は、日本を含む諸外国のデータを恣意的に操作しかねない。RCEPにおける情報安全保障のリスクが浮き彫りとなった。
中国、外資IT企業排除狙う 協定違反で学者が批判
【大紀元日本12月24日】中国政府は国有企業や主要政府機関や銀行、軍に対し、2020年までに外国企業製のIT製品やサービスの利用を止め、国産に切り替えるよう指示している。こうした動きは自由貿易協定(F
上海自由貿易区 FBやツイッター解禁は誤報か 政府系「ネット政策変わらない」
【大紀元日本9月26日】中国政府系メディアは25日、上海自由貿易試験区でフェイスブックやツイッターを解禁するとの報道は「誤報」であり、試験区内のインターネット政策は変わらないと伝えた。 香港の英字紙サ
アフリカに殺到する中国商人、不満募らせる地元
【大紀元日本7月19日】中国のアフリカでの活動について「モラルのない悪質で攻撃的な経済競争相手、他利的な考えはない」といった印象を、米国アフリカ地区外交担当者は得たと、昨年2月にネット上でリークされ
米国へのハシゴ 中米コスタリカに染み込む中国パワー
【大紀元日本7月7日】「プラヴィダ!(Pura Vida)」は、中米コスタリカでよく使われる挨拶の言葉。直訳すれば「純粋な人生」で、その意味は「いい感じ」「元気だ」になる。単純な挨拶から感謝の意まで
自由貿易圏への道筋 地域主導権へ米中争いの結果か APEC横浜閉幕
【大紀元日本11月16日】横浜市で開かれたアジア太平洋経済協力会議(APEC)は14日、8日間の日程を終え、アジア太平洋自由貿易圏(FTAAP)の実現を掲げた首脳宣言「横浜ビジョン」を採択して閉幕し