【ハーブティー療法】胃炎に効くカモミール茶

今回はカモミールジャーマン、一般的には単にカモミールと呼ばれることが多く、和名はカミツレです。カモミールジャーマン(以下カモミール)は20cm~50cm位に成長し、二又ないし三又に分かれた細い葉をつけ、5月から6月にかけて、黄色の花心と白い花弁を持つ2、3cmの花をつけるキク科の1年草です。野原、畑、休耕地、道端など、土壌の質を選ばず、どこにでも自生し、たくましく繁殖します。農作物の水や栄養を奪ってしまうので、お百姓にとっては厄介な雑草ということになります。ヨーロッパ各地、西アジア一帯に広く分
2019/01/23

【ハーブティー療法】 ストレスに効くメリッサ茶

「のどが痛いの?じゃ、サルビアのお茶でうがいなさい」「眠れないの?じゃ、ホップと鹿の子草のお茶を入れてあげましょう」という風に、ドイツの家庭では小さな症状が出たらすぐに、常備してあるハーブティーが登場します。古くから伝わる薬草の文化が現代の生活にも活きているのです。薬草の権威、M.Pahlow氏のレシピーを参考にドイツのハーブティーをご紹介しましょう。今回はメリッサ、和名は「西洋はっか」です。メリッサの原産地は地中海東部で、野原に自生する多年草です。30~70cm位に育ち、たくましく分枝します
2019/01/22

【ハーブティー療法】気分を軽くするオトギリソウ茶

今回は西洋オトギリソウ、ハーブ名としては、単にオトギリソウまたはセントジョンズワートと呼ばれています。西洋オトギリソウ(以下オトギリソウ)は、日当たりの良い傾斜地や水はけのよい草地、道端などに自生する多年草で、ヨーロッパ全域と中央アジアに分布しています。高さは25cmから90cmに伸び、6月から9月にかけて、黄色あるいはオレンジ色の花を付けます。見分けやすい特徴を持った植物で、茎は丸や四角ではなく、二つの角を持ち、葉っぱには、光に透かすと穴が開いたように明るい点々が見られます。花は指でつぶすと
2019/01/21

【ハーブティー療法】 代謝を促進するタンポポ茶

のどが痛いの?じゃ、サルビアのお茶でうがいなさい」「眠れないの?じゃ、ホップと鹿の子草(かのこそう)のお茶を入れてあげましょう」という風に、ドイツの家庭では小さな症状が出たらすぐに、常備してあるハーブティーが登場します。古くから伝わる薬草の文化が現代の生活にも活きているのです。薬草の権威、M.Pahlow氏のレシピーを参考にドイツのハーブティーをご紹介しましょう。
2019/01/19