<赤龍解体記>(7) 「幸福」という新しい政治スローガン
毛沢東の時代から、中共の指導者たちは自分の権威性とその時代の特性を誇示するために、独自の政治スローガンを打ち出してきた。例えば、江沢民の「三つの代表」や胡錦涛の「調和社会の建設」などは、記憶に新しい。その中共が最近また打ち出してきたのが、「幸福」という新しい政治スローガンである。
【党文化の解体】第6章(19)
【大紀元日本3月27日】5.党話の特徴 3)党話の抽象性と詭弁性 正常な人間社会の言葉は具体的で、理解しやすいものである。古代の中国人は「身を修めて家を斉え、国を治めて天下を平和にする」を講じて、
<赤龍解体記>(6) 温家宝の異説と呉邦国の持論
「一国二制度」というサクラがあっても、中共は党内、とりわけ公の場で異なる声を絶対許さず、すべてが全党一致で行動しなければならない。
【党文化の解体】第6章(18)
【大紀元日本3月20日】5.党話の特徴 2)党話の多層的な欺瞞性 党文化は多層的な性格を持っている。表向きの性格、中間層の性格、核心の性格に分けることができる。表向きの党文化は宣伝を通じて大衆を騙し
【党文化の解体】第6章(17)
【大紀元日本3月12日】5.党話の特徴 党話には、多くの捉えやすい特徴がある。例えば、よく言われるのは「うそが多い、大げさ、内容が薄い」、粗野で野蛮で、殺気に満ちている(1986年中国出版の『現代
「ジャスミン革命」対策も 中共解体は避けられない
【大紀元日本3月8日】北アフリカ革命の波は次から次へと起こり、中共(中国共産党)も二度と度外視できなくなった。 アラブ諸国はかつて最も民主革命が発生し難いところだと思われていた。エジプトで広場での抗
【党文化の解体】第6章(16)
【大紀元日本3月3日】4.大規模な粛清を経て確立された党話 5)党がやくざ世界の隠語を押し付けたという党話の本質 中国共産党の設立当初はやくざの一派であり、政権を奪い取ってからは「国権を盗み取るもの
【党文化の解体】第6章(15)
【大紀元日本2月24日】4.大規模な粛清を経て確立された党話 4)党話と正常な人間社会の言葉との関係 (5)語彙が持っている「連想意味」を変える 語義学から見れば、一つの語彙に本来の意義、感情的意
<赤龍解体記>(4) 軍の新動向 「軍の肩持つ者の背後に立つ」
ムバラク大統領の退陣を促した諸要因の中で、民意や米国の態度の他、軍隊の強い意志と明確な立場が決定的な役割を果たした。
【党文化の解体】第6章(14)
【大紀元日本2月18日】4.大規模な粛清を経て確立された党話 4)党話と正常な人間社会の言葉との関係 (3)中国語の元来の語意を変える 一部の中国語の元来の語彙は、中国共産党に長期に渡り捻じ曲げ
<赤龍解体記>(3) ステルス機をめぐる謎
先月、米ゲーツ国防長官の中国訪問中、中国軍が次世代ステルス戦闘機の試験飛行を行ったが、胡錦濤は事前に知らされなかったとして、物議を醸した。このことについて多くの謎が残されているが、核心的な問題はただ一つ。
【党文化の解体】第6章(13)
【大紀元日本2月10日】4.大規模な粛清を経て確立された党話 3)段階を経る一時期の党話と制度としての党話 ある語句は中国共産党の発展のそれぞれの段階を貫いて使用されていたかどうかによって、党話を「
<赤龍解体記>(2) 18大をかけて乱戦
2010年10月18日、中共第17期中央委員会第5回全体会議(5中全会)で、江沢民等から強い後押しを受けた太子党の習近平氏が、軍の要職・中央軍事委員会副主席に選出された。これで、軍副主席の選出が見送られるなどの風説が一掃され、習氏がポスト胡錦涛の道を歩めるか否かという謎も解けた。
【党文化の解体】第6章(12)
【大紀元日本2月4日】4.大規模な粛清を経て確立された党話 2)党話の成り立ちと変遷党文化の本質を見極めるには、その変わる所と変わらない所に注意しなくてはならない。共産党の理想が変わり、方針と政策も
<赤龍解体記>(1) プロローグ
「21世紀は中国の世紀だ」と中国人は気負う。文明史的な視点から見れば、このことばは自惚れの嫌いがあっても、必ずしも過言ではないかもしれない。将来、歴史的事実として証明されるであろうが、中国の台頭およびその影響力の増強は人類文明史の必然のステップであり、歴史の発展の大趨勢である。
【党文化の解体】第6章(11)
【大紀元日本1月27日】4.大規模な粛清を経て確立された党話 言語の形成と発達は一つ自然なプロセスである。漢字システムの安定性は、中華文明の安定と統一を維持させるために極めて重要な役割を果たしている
【党文化の解体】第6章(10)
【大紀元日本1月20日】3.中国共産党は「党話」で中国人の生活を再編 4)国民の私的空間に大挙侵入する党話 中国共産党は厳密に社会を統制しているため、正常社会において本来、倫理道徳と社会の風習など
【党文化の解体】第6章(9)
【大紀元日本1月14日】3.中国共産党は「党話」で中国人の生活を再編 3)党話が強制的に築いた精神面の環境 共産党はその指導する思想を世界と人生にとって唯一の「真理」にしたてあげたため、これにより必
<写真で見る中国>「中国式」取り壊し 「空中楼閣」という嫌がらせ
【大紀元日本1月10日】巷に「中国式」という特別な修飾語がある。それを付けると、多くの不条理がまかり通る。「中国式」取り壊しもそのひとつ。都市の再開発という大義を掲げると、横柄な、時には暴力も辞さな
【党文化の解体】第6章(8)
【大紀元日本1月6日】3.中国共産党は「党話」で中国人の生活を再編 2)党話に強制的に築かれた政治体制 (1)党話の核心である共産党 「共産党」は党話の核心であり、党話系統のその他の部分はすべて「
【党文化の解体】第6章(7)
【大紀元日本1月1日】3.中国共産党は「党話」で中国人の生活を再編 1)慣れてしまい自覚もしなくなる「党話」 現在の中国社会に「党話」は精神信仰、政治体制、経済活動、社会生活、個人の思想と感情など至
【党文化の解体】第6章(6)
【大紀元日本12月27日】2. 典型的な「党八股」用語 4)奮闘、自己批判、闘争、批判と自己批判――闘争を扇動して「党」の結束力を強める「運動が起きた! 運動が起きた! 」、映画『芙蓉鎮』の終わりに
【党文化の解体】第6章(5)
【大紀元日本12月16日】2. 典型的な「党八股」用語 3)宣伝、貫徹(徹底した理解)、執行、呼びかけ(呼集)、労働模範、上級、代表、委員会――厳しい等級を持つ組織構造 中国共産党が作った社会には
【党文化の解体】第6章(4)
【大紀元日本12月9日】2. 典型的な「党八股」用語 1)会議精神、路線、認識、思想報告――中共邪教が国民の精神を統制する手段 「○○会議の精神」を伝達させることと理解すること、「認識を統一する」、
【党文化の解体】第6章(3)
【大紀元日本12月2日】1.互いに呼び合う「同志」(続き) 実は、豊富な呼称を「同志」に簡単化させるのは共産党のイデオロギーである「闘争」の需要である。確かに、武力革命を行う共産党国家にしか「同志」
【党文化の解体】第6章(2)
【大紀元日本11月30日】1.互いに呼び合う「同志」 中国人にとって最も熟知している「党話」は「同志」だろう。張同志、王同志、老同志、小同志、男同志、女同志、好同志、新同志、保護者同志、指導者同志、
【党文化の解体】第6章(1)
【大紀元日本11月18日】 まえがき 言語―民族の魂と記憶 人類がその記憶の保存、情報の交換、経験の伝承、後世への教育のための道具となるものは言語である。民族の魂と記憶として、言語はその民族が生命の
【党文化の解体】第5章(15)
【大紀元日本11月11日】4.党に言われる通り何でもやる 4)飲まざるを得ない苦果 中共は不定期的に各種の政治運動を発動する。毎回の運動は巨大な災難をもたらす。これらの運動が発動されることが可能にな
【党文化の解体】第5章(14)
【大紀元日本11月4日】4.党に言われる通り何でもやる 2)「服従道具」は何の目的に服務する 中共は、ただ単に赤裸々に「党の言う通りにやれ」と人々を嗾けているだけでなく、煽動によって起こった熱狂と各
【党文化の解体】第5章(13)
【大紀元日本10月28日】4.党に言われる通り何でもやる 正常な人の行動は自己の判断により行うものである。この種の判断は的確な情報と普遍的道徳基準を基礎とすべきである。人間が機械と異なるのは、人間は