【古典の味わい】桃花源記(後編)
「桃源郷は、そのあと探しても見つからなかった」。それが陶淵明が心に決めていた結論でした。
【古典の味わい】桃花源記(前篇)
名もない漁夫が、川をさかのぼって迷い込んだのは不思議な「桃源郷」でした。
飛べるのに、なぜそうしない?
ある時、私のテーブルの上を一匹の小さな虫がゆっくりと動きながら自分に近づいてくるのに気がついた。虫は私の指にぶつかって少し動きを止めたが、別に逃げようとはしなかった。
【漢詩の楽しみ】野 望(やぼう)
表題の「野望」という詩も、そうした素朴さが光る一首といえる。現代語の意味である「野心ある望み」では全くなく、秋の広野を前にして孤高の自己をみつめる詩人の姿が浮かぶ秀作であろう。
【漢詩の楽しみ】山中問答(さんちゅうもんどう)
李白(701~762)53歳ごろの作。山中問答とはいうが、要するにそのような設定で詠じた詩なのであって、本当に作者が山中で誰かに会って問答したのではない。
世俗から離れ心を静める
陶淵明(とうえんめい、365年―427年)は、中国の六朝時代の東晋末から南朝・宋にかけて活躍した詩人である。
たゆまず学ぶ
【大紀元日本4月7日】古代中国では、学ぶことにおいて「繰り返し練習し、常に努力すること」を重んじていました。一貫して努力し、精進することが肝要であり、少しでも怠ければ知識は失われると考えられていたの
アメリカの教科書に登場する著名な3人の中国人とは?
【大紀元日本6月15日】およそ5千年もの間、広大な土地を舞台に歴史を繰り広げてきた中国。多くの大人物を輩出したが、その中でも特にアメリカの教科書で「歴史上、有名な人物」と記載された中国人がいる。 そ