オーストラリア、対中人権協力プログラムを停止 3年間5.4億円の支援
オーストラリア外交貿易省は、人権改革の推進を目的とした、3年間で740万豪ドル(約5.4億円)の人権技術協力プログラムを停止した。現地紙オーストラリアンが報じた。
南太平洋に新しい国誕生の可能性 中国、すでに14.7億米ドル投資を約束
国際的な影響力を高めるために、中国は、南太平洋諸国の支配権を買い取っている。このほど、豪メディアに応えた元海軍太平洋艦隊の司令官は警告した。
ベルギー孔子学院の責任者、欧州26カ国8年入国禁止に 「スパイの恐れ」
欧州の入国管理局はこのほど、中国政府の非営利教育機構・孔子学院の所長に対して、協定を結ぶ欧州26カ国の入国を8年間禁止する措置を下した。現地紙によると、所長は中国情報機関のために、10年以上ベルギーで活動し、幅広い人脈を築いていた疑いがもたれている。
豪大学生、中国外交官を提訴 「反中の分裂活動」批判で「身の危険を脅かした」
オーストラリアのクイーンズランド大学の学生はこのほど、中国領事館による名指しの批判は、身の安全を脅かしたとして、総領事を相手取り裁判を起こした。
大きくてぽっちゃりした赤ちゃん 母親が自然分娩で6kgの息子を出産
オーストラリア・メルボルン出身のナターシャ・コリガンは、「大きくてぽっちゃりした赤ちゃん」が欲しいと願っていた。彼女が自然分娩で4人目の子どもを出産したとき、その願いは叶った。医者も彼女も赤ちゃんのあまりの大きさに仰天した。
中国、2月に豪議会などにサイバー攻撃、総選挙介入の企みか=ロイター通信
ロイター通信は16日、情報筋5人の話として、中国情報機関当局は今年3月、総選挙を控える豪州の連邦議会と3大政党のネットワークに対してサイバー攻撃を行ったと報じた。
豪初の中国系女性国会議員 「統戦工作に従事していた」=地元メディア
オーストラリアではこのほど、グラディス・リュー(Gladys Liu)下院議員が、海外に浸透工作を展開する中国共産党中央統一戦線工作部(省)と近い関係にある可能性について波紋が広がっている。
わずか11ヶ月で2度出産?子沢山に恵まれたある女性
オーストラリアのニュースメディア『News.com.au』によると、オーストラリアに住む、エリーザ・カービーさんは長女チャーリーちゃんを出産後、わずか6週間という短いスパンで再び妊娠。今度は双子のジャック君とワォルフ君を出産したと発表されている。
豪州地方当局、13孔子課堂の閉鎖を決定
豪州のニューサウスウェールズ州の教育局は1年以上の調査を経て、高等学校から小学校までの公立学校13校が契約した中国語および文化講座「孔子課堂」を、契約更新せず、閉鎖することを決めた。孔子課堂は中国共産党の宣伝機関とみなされており、講義内容が中国政府のプロパガンダの要素が濃く、オーストラリアの学問の自由を傷つけていると指摘されてきた。
雪山で撮影されたカンガルー ネット上で広まる
オーストラリアで雪が降ったとの動画投稿がツイッター上にあがり、ネット上で広まりました。カンガルーが雪景色の中を跳ねている動画に対し偽物では、と思う人もいましたが、実際オーストラリアでは雪が降っており、観光地も閉鎖される事態にまでなりました。
豪政府、孔子学院のある国内大学13校を調査へ
豪政府は、中国当局が運営する中国語教育機関「孔子学院」をキャンパス内に設置している同国の大学13校を調査していることが明らかになった。孔子学院は中国当局の統一戦線戦略部門の出先機関とみられ、中国当局が孔子学院を通じて、共産党のイデオロギーを世界各国の教育現場に輸出しているとされる。
偶然出会った「世界一幸せな動物」と自撮り
西オーストラリアのロットネスト島には、「世界一幸せな動物」と称されるクォッカワラビーがいます。愛嬌たっぷり、好奇心旺盛なクォッカはカンガルー科に分類される有袋類。ここには天敵がいないので全く警戒心がなく、ひと懐っこい人気者です。島をサイクリングしていたキャンベル・ジョーンズさん(Campbell Jones)と彼の友人が撮影したクォッカの写真と、クォッカとの自撮りを極めたアラン・ディクソン(Allan Dixon)さんのショットをご覧ください。
世界各国のクリスマス写真 16選
世界各国から、美しいクリスマス・シーンの写真をご紹介します。
「国益に反する」豪、長江基建の天然ガスパイプライン買収案を一転拒否
オーストラリアの財務相は11月20日、長江基建集団による同国のガスパイプライン管理大手APAグループの買収案を拒否したと発表した。財務相は買収案はオーストラリアの国益に反すると説明する。
豪団体、中国革命劇の上演に抗議 「暴力を宣伝する」
オーストラリアの中国系団体はこのほど、インターネット上で、11月4日シドニーオペラハウスで公演予定の中国オペラが中国共産党の工農紅軍(以下、紅軍)を賛美しているとして、公演中止を求める署名活動を行った。米ボイス・オブ・アメリカ(VOA)が24日報じた。
豪グリフィス大学、中国臓器狩り否定の学者を調査へ
オーストラリアのグリフィス大学は8月末、同校学者のキャンベル・フレイザー博士が中国気功グループ、法輪功について誹謗(ひぼう)発言したことを受けて、同氏に対して聴聞会を開き、調査をするとの声明を出した。また、大学側は調査期間中、フレイザー氏の出国やメディアの取材を禁じた。
露、ファーウェイ・ZTEの輸入規制を検討 米豪に続き
ロシア政府は、米国、オーストラリアに続き、問題視されている中国通信企業の華為技術(ファーウェイ)と中興通訊(ZTE)の通信設備に対する輸入規制を検討している。日本政府は、情報漏えい防止を目的に、両社に対して情報システム導入に関する入札から除外する方針を示したことがわかった。
「中国製造2025」に打撃、豪政府がファーウェイの5G関与を禁止
中国通信大手の華為技術(ファーウェイ)が23日発表した声明によると、オーストラリア政府が同社に対して、次世代高速通信システム(5G)技術を使った同国の無線ネットワーク市場への参入を正式に禁止したことがわかった。
中国浸透工作の暴露本、台湾で出版頓挫 圧力か
オーストラリアに対する中国の浸透について警鐘を鳴らす著書『Silent Invasion(静かなる侵攻)』中国語版の出版計画が台湾で頓挫している。著者の豪チャールズ・スタート大学クレイブ・ハミルトン教授(公共倫理学)は明かした。中国の圧力で出版を引き受ける出版社がないという。
豪議会、留学生のインターン禁止 中国のスパイ活動を懸念
オーストラリア上院は12日、議員インターンシップにおいて外国人留学生を募集対象にしないのを決定した、と発表した。この決定は、豪政府が中国当局によるスパイ活動や内政干渉を防ぐ動きだとみられる。
豪州TVへ中国大使館から怒りの電話 放送中止要求、TV側「応じない」
オーストラリアの民間テレビ局は、中国の外交政策の問題点を取り上げた時事評論番組の予告放送をしたところ、在キャンベラ中国大使館から放送しないよう強く求める電話があったことを明かした。電話を受けたプロデューサーによると、この外交官の態度は高圧的で怒鳴っていたという。テレビ局は、予定通り番組を放送する姿勢だ。このテレビ局と同じメディアネットワークの9ニュースが報じた。
中国、民主制度を利用して海外で浸透を図る=豪学者
豪チャールズ・スタート大学公共倫理学教授クレイブ・ハミルトン氏の著書、『静かなる侵攻:中国によるオーストラリアへの影響』(2018年2月発)が話題だ。豪州に移住した中国人富豪が現地企業や政治家に巨額献金し、中国傾向の世論や政策を作り出したという、中国による浸透工作を明かす。
豪政府関係者に訪中ビザが下りず、関係悪化か 共産党浸透阻止法案をめぐって
中国とオーストラリアの関係が冷え切っている。豪政府が昨年、国内政治・経済に対して中国当局の影響力拡大を防ぐため、『反スパイ法』を大幅に見直した。これに反発した中国当局はこのほど、ターンブル首相を含む豪政府関係者らのビザ発給を拒否した。
オーストラリア、反スパイ法大幅見直し 外国の政治献金禁止など
中国共産党とつながる企業や個人が政治献金をオーストラリアの政治を影響しているとの懸念が強まっているオーストラリアで5日、新しい反スパイ法及び外国干渉防止法が公表された。新法案は、外国の政治献金を禁止し、豪州の内政を干渉する個人に関連情報の登録を定めている。
中国共産党を擁護した豪労働党幹部、党内重役を辞任
オーストラリアの野党労働党のサム・ダスティアリ上院議員は、南シナ海領有権問題に関する党の公式見解にそわない談話をしたことで、中国共産党の代弁者と批判され、党の重役を辞任することになった。
「世界を味方につける」中国統戦部プロパガンダ工作の手口=英FT紙
中国北京市府右街135号に聳え立つ巨大屋敷には看板が見当たらない。全世界で中国共産党政権のソフトパワーを浸透させる大役を担う中央機関、党統一戦線工作部(以下、統戦部)の所在地である。英紙フィナンシャルタイムズはこのほど、海外での統戦部のプロパガンダ工作の実態を明かす調査報道を出した。以下の全文はその抄訳。
世界経済は改善、地政学リスク残る=豪中銀総裁補
豪準備銀行(中銀)のエリス総裁補は20日、世界経済は1年前と比べ改善しているが、地政学的なリスクが経済の改善を阻害する恐れがあるとの認識を示した。
サッカー日本代表、オーストラリアに勝利 ロシアW杯出場決定!
サッカー日本代表は31日夜、埼玉スタジアムで行われたワールドカップアジア最終予選の第9戦で、オーストラリアに2対0で勝利し、来年開催のロシア大会の出場を決めた。
南極で「豪州のリーダーシップを中国が侵している」=豪シンクタンク
オーストラリア政府系シンクタンク、豪戦略政策研究所のリポートは、中国共産党政権は南極で秘密な軍事活動と、鉱物資源の探査を着々と拡大していると指摘し、領有権を主張するための根拠を作り上げているとして、豪政府に警戒を呼びかけた。
中国人留学生、共産党イデオロギーを持ち込む 豪有識者が警鐘ならす
オーストラリアで中国の影響力が着々と広まっていることに懸念の声が高まっている。有識者は、約15万人の中国留学生は共産党思想と言論抑圧の手法を豪州の大学に浸透させていると警鐘をならした。