ラテンアメリカのリスクは為替と選挙=NTTデータ担当CEO
NTTデータのラテンアメリカ・欧州担当最高経営責任者(CEO)、木村千彫氏は15日、ロイターのインタビューに応じ、最近の「ニアショアリング(市場に近い国に生産拠点を移すこと)」トレンドがラテンアメリカ、特にメキシコへの企業進出を促しているとしつつ、為替リスクや今後の選挙が懸念だと指摘した。
中国依存からの脱却 メキシコが中国を抜いて米国企業の製造拠点になる可能性
メキシコは今年1~4月の二国間貿易総額が2630億ドルに達し、米国の最大貿易相手国となった。米中関係が拗れている中、専門家はメキシコが中国を抜いて米国企業のトップメーカーになる可能性があると見ている。