【佛家物語】目犍連は初心を忘れず、師父を誠心誠意尊敬する
目犍連(もくけんれん)は、釈迦仏の十大弟子に列せられており、修煉過程の中で優れた神通力を持っています。今日は目犍連に関する伝説をお話ししようと思います。釈迦仏は教えを説き伝えているとき、人間の空間にある弟子だけでなく、他の空間において、多くの生命が聞いていました。仏陀が説法している際、声が次元を越えて、一定範囲内の宇宙空間において、全ての生命が聞こえます。
【佛家物語】お釈迦様とその家族(2)シッダールタが見た四つの門
幼い頃からシッダールタ王子は、周りとは異なる考え方を持っていました。王子は農夫に掘られ、鳥につつかれるミミズを見て、生き物の残酷さを嘆き、しばしば、「この世は皆、苦しんでいる」と悩み、考え込んでしまいました。
【佛家物語】お釈迦様とその家族(1)
今から2500年以上前の古代インド、現在のネパール領土内に、カピラヴァストゥ(カピラ城)という国がありました。王様は釈迦族で、姓はゴータマ、名はシュッドーダナ(純米の意)であるため、浄飯王とも言われました。
【佛家物語】釈迦如来の最初の弟子
ゴータマ・シッダルタ(釈迦)が出家した当初、父の浄飯王(シュッドーダナ王)は釈迦を追いかけ、王室に帰るように説得するため、警護を派遣しました。しかし、釈迦は父親の要求を断固として拒否し出家しようと決心しました。
【佛家物語】釈迦牟尼佛が弟子にしてもらいたかったこと
釈迦牟尼仏の時代に、大愛道という尼僧がいました。 ある時、大愛道は釈迦牟尼仏のところに来て、五體投地(地面にうつ伏せになり礼拝する最高の礼拝手法)をした後、「師尊(直下の弟子の師に対する呼び方)が、私たち弟子や衆生を末永く救済してくださることを願っていますので、師尊の肉体のお体(この世の身体)を大切にして、永遠に生きられますようにお願い申し上げます」と言いました。
【佛家物語】人を外見で判断してはいけない
釈迦牟尼仏の時代に、とても醜い弟子がいました。修行に励んでいましたが、その容姿が見苦しかったため、他の弟子たちからは、常に軽蔑されていました。ある日この醜い弟子は、仏法を聞くために、釈迦牟尼仏のところに行きました。
【佛家物語】釈迦牟尼仏が選んだ悟りを開く場所
唐代の玄奘三蔵(三蔵法師)は自らの著作である『大唐西域記』で、釈迦牟尼仏が選んだ悟りを開く場所についてこのように記しています。
【佛家物語】修行の成就は師父のおかげ
釈迦牟尼佛がいた時代に、目犍連(もくけんれん)と呼ばれる釈迦牟尼佛の弟子がいました。目犍連の身に多くの神通力が現れたため、修行僧の間ではとくに有名でした。しかし、彼は神通力が現れたことを誇りに思わず、修行において現れた様々な神通力を、すべてその師父である釈迦牟尼佛のおかげとしました。
【佛家物語】恐怖心のない釈迦牟尼佛
ある日、釈迦牟尼佛は古代インドのマガダ国へやってきて、救うべき衆生を救うために佛法を伝えました。当時、釈迦牟尼佛は摩鳩羅山に住んでおり、侍者も阿難ではなく、伽波羅でした。
ある晩、時はすでに遅く、小雨が降り、時折稲妻も光る頃、釈迦牟尼佛は依然と野外で当時の「経行」という修行方法で修煉していました。
【佛家物語】釈迦牟尼論「4種類の馬」
ある日、釈迦牟尼佛は王都の竹林に座っていた。
鉢巻を捧げに出かけた弟子たちは、一人一人が堂々として心安らかに修道院に戻ってきた。
佛陀は金剛杵を結び、優しく語りかけました
【佛家物語】生きたまま地獄に落ちた女
唐玄奘はインドで仏法を求めていたとき、祇園精舎という僧院の外に底なしの深い穴が3つあることを発見しました。大雨が降ると、溝や池には水が溜まりますが、深い穴には水が溜まりませんでした。彼は地元の人に聞いてみると、仏陀を傷つけ仏法を破壊した3人の悪人が、生きたまま地獄に落ちたという伝説があることを知りました。
【佛家物語】仏陀への真の供養
釈迦牟尼仏は、涅槃に近づいた頃、マーラ王国のドゥシャナという街にやってきた。 都会の中の沙羅の森にたどり着いた彼は、それ以上進むことができず、2本の木の間にある森で涅槃に入ることを選んだ。
【佛家物語】この世で一番大切なことは?
その昔、多くの参拝者で賑わう円音寺という寺があった。この寺の正殿の梁に、一匹のクモが何千年も住みついていた。
【佛家物語】良い思いが福をもたらす 神馬に選ばれた商人
昔、釈迦の時代の中インドに波斯匿(はしのく)王が治世にあたっていた舎衛という国がありました。ある日、波斯匿王は自ら釈迦牟尼世尊の住居に来て、五體投地の礼をしながら、長々と世尊の足元に跪き、言いました。「弟子はこの上なく誠実な心で、都市の町でお布施のご飯を用意して仏様に供えます。国民が世尊を知るようになり、仏様の慈悲を浴びて、妖怪妖蠱から遠ざり、五戒を守り、悪事をやめて、国の患いを取り除くことを願います」
【佛家物語】 天の福を受ける理由
『樹提伽経』によると、天竺国頻婆娑羅王の下に、樹提伽という大臣がいた。彼は莫大な財産を有し、自由自在にそれを使うことができた。 ある日、国王が政務のために宮殿にいると、突風に吹
【佛家物語】 悪魔の妨害に動じない蓮花色
釈迦牟尼が生きていた時代、蓮花色という尼僧が古インド舎衛国で修行をしていた。ある日、彼女は木の下で乞食の格好をし、禅定に入った。この時、悪魔は修行している彼女を見て妨害することを
【佛家物語】 妄念を捨てなさい
これは目犍連尊者の修行中の物語です。 ある日、釈迦牟尼佛は目犍連に「あなたの債権者がもうすぐ来ます」と言いました。 目犍連は、「私は神通力を持っているから、須弥山を乗り越えることもできます。もし私の債権者が東から来たら私は西へ、もし北から来たら私は南へ行きますので、私を見つけることができないでしょう」と答えました。佛は「罪の報いと福の報いからは、逃れられない」と目犍連に伝えました。
【佛家物語】 輪廻転生(四) ー殺生は冥界まで巻き込むー
【大紀元日本6月23日】銭塘地区の金某は精進料理を食べ、殺生をせず、非常に敬虔だった。亡くなった後、彼の霊はある子供の身に乗り移り、次のように言った。「私は善業が足りず、浄土には行けなかったが、今冥界
【佛家物語】菩提樹ってどんな木?
【大紀元日本8月18日】菩提樹と言えば、釈迦牟尼を思い出しますね。紀元前5世紀ごろインドの王子として誕生した釈迦牟尼は仏教の開祖であり、菩提樹の下で悟りを開いたといわれています。 その菩提樹、実は仏