FRB議長、インフレ2%前に金融緩和を示唆
米連邦準備制度理事会(FRB)のジェローム・パウエル議長は7月10日、連邦議会で証言し、インフレ率が2%に戻るまで金融政策を緩和するのを待つつもりはないと語った。
FRB、「インフレリスク」持続で金利据え置き
金融政策当局者らが中銀の2%のインフレ目標に向けて「さらなる進展が見られない」との見方を示したため、連邦準備制度理事会は金利を23年ぶりの高水準に据え置いた。パウエルFRB議長は、インフレが下降に転じるとの確信が以前より低くなっていると述べた。