中国人権派弁護士、国家転覆罪で3年の実刑判決 かつて「709事件」を支援
広西チワン族自治区玉林市中級人民法院(地方裁判所に相当)は14日、2年以上拘束されていた人権派弁護士の陳家鴻氏に、国家政権転覆扇動罪で懲役3年の有罪判決を言い渡した。
「政治花瓶」に挑む 中国の地方選、当局が独立系候補14人に妨害
「政治花瓶(単なる飾り)」と呼ばれる中国の最高立法機関、全国人民代表大会(全人代)。その地方選挙に、北京の人権派弁護士の妻ら14人がこのほど、立候補を表明した。
日本に留学中の娘が重病 中国人権派弁護士、出国許可されず
北京の人権派弁護士である唐吉田氏は、多くの人権課題を請け負ったことで、中国共産党当局から弁護士資格を剥奪され、10年以上に渡り出国を制限されている。5月初旬、日本に留学している唐氏の娘が肺結核を患い入院したとの話を受けて、唐氏は日本訪問ビザと出国許可を当局に申請した。唐氏は早急な手続きを求めているが、北京当局は「検討中」としている。
仏独の人権賞に拘束中の中国弁護士の妻 受賞式まで当局が嫌がらせ
フランスとドイツは12月10日、2015年の弁護士一斉拘束事件で逮捕された人権派弁護士・王全璋氏の妻、李文足氏に「フランスとドイツの人権・法治国家賞」を授与すると発表した。李氏は11日、授賞式のために在北京フランス大使館に向かう途中、私服警官と公安に行く手を遮られたり、嫌がらせを受けたりした。
国連の中国人権査察11月6日から 「からっぽな中国人権法」との声も
中国は11月6日から9日にかけて、国連人権理事会の第3回人権査定を受け入れる予定だ。中国当局は受け入れる姿勢だが、国内の深刻な人権侵害のニュースは頻繁に聞かれる。専門家は、中国の人権関連の法律は空虚な党のスローガンだと指摘する。