インド 中共主導のRCEP参加を拒否 貿易行為の不透明性を理由に

インドは中国共産党主導のRCEP参加を拒否。透明性欠如と国益への不一致が理由。RCEPはASEAN10か国と中国、日本、韓国、豪州、ニュージーランドで構成されるが、インドは2019年に参加を撤回した。
2024/09/24 鄭孝祺

日中韓FTA交渉再開とRCEP推進…中国の狙いは 元外交官が警鐘「共産党政権であることを忘れずに」

27日にソウルで開催された日中韓首脳会談では、日中韓自由貿易協定(FTA)交渉の再開と、地域的な包括的経済連携(RCEP)の推進で合意がなされた。3カ国の自由貿易は、日本経済にどのような影響をもたらすのだろうか。大紀元の取材に答えたベテラン外交官は、中国が共産政権であることを念頭にしつつ、日本企業は短期的な利益に走らないようにと警告する。
2024/05/29 佐渡道世

RCEPで日本の輸出増加する試算 専門家は中国共産党由来のリスクに注意喚起

日本や中国などが参加する東アジア地域の包括的な経済連携協定(RCEP)が1月1日に発効した。専門家は、米国不在の枠組みのなか、中国共産党がもたらすリスクについて認識しなければならないと警鐘を鳴らす。

RCEP、2022年1月1日に発効 中共の地域的影響高まりに警戒感

日本政府は2日、10カ国が国内手続きを終えた地域的な包括的経済連携(RCEP)について、来年1月1日に発効すると発表した。米国や欧州諸国の参加しない、世界でも最大規模の経済連携協定貿易圏が形成される。
2021/11/06 佐渡道世

中国のTPP加入申請、専門家「アジア太平洋地域の経済主導権狙う」

中国当局は16日、環太平洋パートナーシップ(TPP)協定への加入を正式に申請すると発表した。専門家は、中国当局は米国に対抗し、米国とのデカップリング(切り離し)を視野に、TPPを通じてアジア地域の経済活動をリードしたい狙いがあると分析。TPP協定が定める自由貿易のルールが厳格であるため、中国当局にとって加盟のハードルが高く、交渉は難航が必至だとみられる。
2021/09/18

RCEP、締結国の安保利益のためのデータ処理を容認 情報安全保障のリスクが浮き彫りに

日本と中国、韓国、ASEAN諸国、豪州、ニュージーランドの15カ国による地域的な包括的経済連携「RCEP(アールセップ)」は、締結国が越境するデータについて「自国の安全保障上の重大な利益を保護するために」処理することは認められているという。4月2日の衆議院本会議の質疑で明らかになった。共産党政権の中国は、日本を含む諸外国のデータを恣意的に操作しかねない。RCEPにおける情報安全保障のリスクが浮き彫りとなった。
2021/04/05 佐渡道世

CPTPP、中国加盟に菅首相が難色も 中国が周到に計画

中国共産党が、米国不在の環太平洋経済連携協定(CPTPP)への加盟を狙い、着実に動きを進めている。菅義偉首相は1月3日、中国が加盟を検討しているとの話について「中国の国有企業主導の運営下では敷居が非常に高く、現在の体制では容易ではない」と否定的な意見を述べた。しかし、親中派を政権中枢に置く管政権にとって、今後、中国共産党は日本世論への働きかけを進めるとみられる。
2021/01/08

日本など15カ国がRCEPに署名 専門家、中共ルール拡大を懸念

日本、中国、韓国とASEAN各国、そしてオーストラリアとニュージーランドの15カ国は11月15日、東アジア包括的経済連携協定(RCEP)に署名した。地政学者らは、知的財産窃盗やルールの不透明が指摘されてきた中国共産党が主導する多国間協定になると懸念している。
2020/11/16

印中フォーラムが延期、印当局が中国関係者にビザ発給せず

インドのデリーで13日に開かれる予定の第8回印中ビジネスフォーラムが延期された。消息筋によると、インド当局が、中国関係者へのビザを発給しなかったためだという。
2019/11/13