【大紀元日本6月4日】青年学生の請願活動を武力弾圧し、世界に衝撃を与えた「天安門事件」は今日で16周年を迎えた。オーストラリア・シドニーで行われた記念集会に在シドニー中国領事館の一等秘書官である陳用林氏は突然姿を表し、天安門事件と中国の民主運動に対する支持を表し、中共の邪悪さをはっきりと認識し、中共脱党を表明すると同時に、中共の海外戦略を詳しく暴露した。
陳氏はインタビューの中で、自分の職務について「中国政府の政策を実行し、法輪功学習者に迫害を加え、彼らの活動を監視する」と述べ、具体的に人を雇い、法輪功学習者の活動を収集するということだった。
中共のシドニー法輪功学習者に対する方針は「真っ向から対立し、積極的に攻撃し、(オーストラリア政府の)支持を獲得し、(オーストラリア民衆の)同情を得るように」と陳氏は明かした。また、自分自身が法輪功学習者ではないが、法輪功学習者が中国国内で受けている迫害に同情を寄せているとも述べた。
「中国人として、今出てきたのは少し遅いが、大学時代から中国の民主運動を支持してきた。天安門事件の全過程に参加した。現在の政治制度は中国の発展に影響している。特に、人権に関して、中国政府はこれまで本当に国民を非人道的に扱ってきた。今日出てきたのは、天安門事件16周年記念日という日を記念するためである。これは中国民主運動の節目である。中国政府はできるだけ早く政治改革を行い、人民が民主と自由、信仰の自由を享受できる日が早く到来してほしい」と今この時期に亡命した理由を述べた。
今年37歳の陳用林氏は、同領事館の政治関係担当であった。彼は一週間前に中国領事館から離れ、オーストラリア政府に亡命を申請した。
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